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ラブラブ新婚ライフは夢だった!?既婚者が語る結婚生活のリアル

平日は手料理を作ってワインで乾杯。土日のどちらかはお洒落して外食へ。愛する彼との結婚後の生活に、そんなイメージを抱いている人も少なくないのでは。

しかし、結婚とは「現実」そのもので、「理想」とは違います。そこで、既婚男女に結婚生活の「真実」について教えてもらいました。

夫が不潔、家事をしてくれない……妻の不満爆発

まずは、既婚女性に話を聞いてみました。

「仕事が忙しく、深夜に帰宅するや否や、ベッドに倒れ込む夫。夏だから当然汗くさくて、シーツが汚れてしまうのが本当にイヤ。せめてお風呂くらい入ってよといっても、全然聞いてくれません。もっと清潔にしてほしいです」(29歳/IT)

「朝シャン派」か「夜風呂派」かというような、生活習慣の違いが露呈するシーン。まさに「結婚生活あるある」ですが、清潔な妻VS不潔な夫、あるいは逆の構図だと、一緒に眠るのはキツいかも……。

「共働きの夫婦です。毎日2時間ほどの残業を終えて帰ると、軽く20時を過ぎています。それからごはんを作って、洗濯や掃除も済ませて、一息つくヒマもありません。もっと平日もふたりでゆったりと、くつろげるかと思ってたのに……」(33歳/コンサル)

共働きの夫婦にありがちな話です。となると、休日にしかゆっくりコミュニケーションを図るしかない!?

「当初、家事はふたりで分担する約束でした。共働きで私も帰宅が遅いので。でも、結局私が家事を9割方担当しています。不平等すぎてイライラします」(27歳/編集)

結婚後につきまとう「家事分担問題」。共働きで男性並に働いていても、結局は女性がメインで家事を行う……なんてことは少なくないよう。最初から厳密なルールを作っておく方がよいのかも知れません。

セックス頻度減、子どもしか会話のネタなし……ボヤく夫たち

次に、既婚男性に話を聞いてみました。

「帰宅後は一刻も早く眠りたいです。平日はまず家で食事はできないし、奥さんとの会話もほぼなしです。(奥さんからは)かなり不満を持たれている気がしますね」(30歳/電機)

ラブラブな新婚生活を夢見る女性にとっては酷な話。でも、男性にとっては仕事が一番。休日に濃厚なコミュニケーションを図ることで、バランスをとりたいところ。

「セックスの回数が減りました。妻を誘っても『仕事で疲れたからごめん……』と背を向けられたら、もう何もできないですよね」(34歳/メーカー)

夫が妻の誘いを断るといった、逆バージョンもあるようです。相手を傷つけないような断り方をしたり、代わりの日にちを提案するなど、会話の中で工夫した方が良さそうです。

「ウチは出来婚だったのですが、子どもが産まれたら、夫婦の会話は子どもメインに。それ以外話すことがなくなってしまいました」(28歳/エンジニア)

将来のために知っておきたい「出産後あるある」です。ママになったら、夫からは女ではなく「お母さん」として見られるよう。

あらかじめ結婚のリアルを知っておくことで、結婚後のショックは少なくなるはず。過度な期待をすることなく、「現実」を楽しむことこそが、大切なのかも知れませんね。

池田園子

フリーランスの企画ライター。86年生まれ。楽天でポータルサイト運営、ITベンチャーでメディア運営を経て独立。主な執筆ジャンルは、恋愛、Web、ガジェット、新しいモノ、働き方、イケメンなど。著書に『フリーランスで食っていきたい!』がある。ブログ『Sonoko Blog』やTwitterでも発信中!

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