女性第1位はやっぱりスイーツ!「セルフご褒美」のススメ
近年、「プチご褒美」や「ご褒美スイーツ」などをはじめとする、ご褒美に関する言葉が増えてきています。そこで「ダイドー働く大人力向上委員会」が、20代から50代の働く男女800人を対象に「ご褒美に関する意識調査」を実施。
調査の結果、男女関わらず多くの人が「セルフご褒美」=自分自身へのご褒美をしていること、そして「セルフご褒美」が働く人々の幸福度や人間関係に効果的であることがわかりました。
スイーツと缶コーヒーのツートップ
日常にどの程度、「セルフご褒美」をしているのかの質問では、男女合わせて40.6%が「月に数回」と回答し、「週1回以上」の習慣がある人は29.4%もいることがわかりました。
また、働く大人が「セルフご褒美」として日常的に購入するもので最も人気が高かったのは「スイーツ(38.9%)」次いで「缶コーヒー(17.1%)」、「衣類・バッグ・靴・時計・アクセサリーなどファッションアイテム(11.3%)」でした。
男女別でみてみると、男性に最も人気があるのは「缶コーヒー(28.5%)」で、女性に最も人気があるのは「スイーツ(53.8%)」と、男性と女性では「ご褒美」に求めるものについて違いがあることがわかりました。
性格に合わせたご褒美のタイミングとは
ご褒美のタイミングとしては、達成感を強く感じたい人には「達成後ご褒美型」、今の気分を切り替えてがんばりたい人には「前倒しご褒美型」が効果的とのこと。
「前倒しご褒美」には、「よし、これを食べたらがんばろう!」と、気分を切り替える効果があります。アンケートで「前倒しご褒美」の効果として一番多かった回答も「気分転換になる」というものでした。また、「もうご褒美はもらったんだから、ちゃんと終わらせなきゃ!」という、責任遂行型のやる気もアップします。
さらに、糖分やカフェインなど脳に刺激となる物質が含まれた物をご褒美に用いた場合は、その成分が影響することで行動しやすくなります。「最近、仕事が楽しくない……」と感じている人は、「前倒しご褒美」を取り入れることで「気分転換」と「やる気」そして「幸せの実感」を手に入れることができるでしょう。
一方「達成後ご褒美」には「やった!」「終わった!」「できた!」という達成感を強く印象づけ、次の行動へ向けての自信や原動力を生む「やる気アップ効果」があります。
また、自分自身を満足させる行動を選択することで、自分を大切にしている実感がわきます。すると、自分を肯定する気持ちも強目ることができるのです。「自分をより好きになれる効果」があるのですね。
どちらにしても、おいしいもの、欲しいものが手に入ることによって欲求が満たされ、幸福感を得る効果があります。簡単にできて高い心理効果が期待できる「セルフご褒美」やってみない手はありませんね。