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アラサーになると素直な恋愛ができなくなるのはナゼ?【東のEditor’s EYE】

「以前より恋愛に消極的になった」というアラサー女子が増えています。

「20代前半の時はそうでなかった」という、そこそこ恋愛経験を積んできた彼女たち。アラサーになるにつれて、ナゼ恋愛ができなくなってしまったのでしょうか。

そこそこの恋愛経験ゆえ、慎重すぎる行動……

「前より恋愛に慎重になり、動きづらくなった」と語るのはAさん(31歳)。20代で人並みに恋愛を経験してきて「痛い目にも遭ってきた」と言います。

「好き好き!」と全力でぶつかって、尽くしたら遊ばれてしまったという経験があり、「この人だ!」と思っても素直になれず、変に力が入ってしまうようです。

「好きだと言ったら遊ばれる」と変に思い込んでしまい、気持ちにブレーキをかけてしまう。経験則が裏目に出ているのです。

もちろん失敗を学び、失恋を予防するのはいいこと。しかし、気にしすぎるのも失敗の素です。恋愛で素直な感情が出せないのは、少しもったいないかも。

恋愛の法則にがんじがらめ「恋テク依存症」

また巷にあふれる「恋愛テク」が逆に恋の邪魔をしてしまっているケースもあります。

「恋愛テクの書籍やコラムを見るのが好きなのですが、それにとらわれて、彼の言葉の裏を読みすぎてしまいます」というのは29歳の女子Bさん。

Bさんは「幸せな恋をしたい」という思いから、恋愛テクを熱心に勉強。「これが恋愛の正しい法則だ!」と思い込んでしまい、その通りに事が運ばないと、不安に。すぐに諦めてしまうんだとか。

「恋テク依存症」とも呼べるこの症状は、マジメな優等生タイプが多いのではないでしょうか。「恋テク通りに動こうとしてしまい、本音がなかなか出せない」という人も多いでしょう。

恋愛には「傾向」はあるかもしれませんが、「絶対的な法則」はありません。「恋テク」にがんじがらめにならず、自分の直感を信じてみるのがいいのかも。

「素直にぶつかって成就」が成功パターン

恋愛経験値と知識が邪魔をして、自分の気持ちに素直になれないアラサー女子たち。

若い頃のように何も考えず全力でぶつかることは、確かに勇気のいることです。ですが、アラサーになって恋が成就している人は、やはり素直にぶつかっていった人。

独身の特権である「恋愛」。知識と経験をバランスよく利用して、大人の恋愛を楽しんでいきましょう。

写真:Freedigitalphotos.net

東 香名子

コラムニスト。東京独女スタイル編集長を歴任。1983年生まれ。独身女性の視点から、恋やライフスタイルを分析したジャーナリスティックなコラムを得意とする。雑誌「デートスペシャルなび」で連載中。テレビ、雑誌、ラジオ等各方面で活躍中。電子書籍「モテる!ソーシャル恋愛術」「ここで差がつく街コンテクニック」等。趣味は鉄道。

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