プロポーズどころか「婚期」を逃す?結婚前の同棲はアリか、ナシか
あるアンケートによると、「8割のカップルが同棲をしても結婚までに至らずに別れた」という結果もあり、実際は「同棲の延長線上に結婚がある」とは言えないようです。とはいえ、若い男女のあいだで一般的になりつつある「結婚前の同棲」。
女子はこのテーマをどう捉えているのでしょうか。
今回は、女性限定匿名掲示板『ガールズトーク』に寄せられた意見を参考に、同棲のメリット&デメリットをまとめ、「理想的な同棲の始め方」について考えていきます。
「同棲」賛成派の意見
同棲の一番のメリットは、やはり「相手の素の一面」をみることができること。
「一緒に暮らして初めてわかることは山ほどある。家事の協力の仕方なんかは長い間生活しないとわからないし、意外な性格がみつかったりして。同棲ぐらいで満足して結婚を考えない男はどっちにしろムリ」(ガールズトークより/以下同)
同棲経験のある人の中には「外でデートをしているときは「優しい彼」にみえたのに、同棲をしてみるとケンカのたびに暴力を振るわれ、逃げるように距離を置いた……」(27歳/事務)という体験談も。
一方で、結婚の兆しもなく、ダラダラと同棲生活が続くのを防ぐために、「期限を決めて始めるなら賛成」という声もありました。プロポーズをして両家の挨拶を済ませてから、お試しで同棲をするというのが理想ということでしょうか。
「同棲」反対派の意見
同棲反対派の意見の中で多かったのは、「法的拘束力がない分、お互いに無責任になりがちだから」という声。
「少し相手をいやになると簡単にガタガタ崩れてしまいそう。そこに婚姻関係があれば、旦那だし……と我慢できることもたくさんあると思うし。他人なんだから、絶対嫌なところもいいところもあると思うし、同棲はしなくても人間性みたいなのは、付き合っているときによく観察してればわかるもの」(同)
なかには、「結婚後のお楽しみをもうしちゃってるんだから、男はプロポーズする理由なんてない」という悲観的な意見もありました。
たしかに、同棲後に破局をするカップルの中には、「二人の関係に新鮮さがなくなり、マンネリ」に耐え切れずに、どちらかが浮気に走ってしまうというケースもあるようです。
結婚前からセックスレスなんて、先が思いやられそう……。同棲をするならマンネリにならないように、ふたりで外出する回数を減らさないようにするなどの工夫が必要なようです。
結婚前の同棲には、メリット・デメリットの両方がありますが、結局、男女が幸せな関係を続けていくためには「思いやり」を忘れないことが大切。
「1年後したら結婚しよう」などふたりで目標を共有してから、同棲を始めるようにすると「こんなはずじゃなかったのに……」と不満を抱えることが減りそうです。
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