10年以上会っていない友人の結婚式、行くべき?
アラサーになると、結婚式に招待される機会も増えるでしょう。人生の門出の瞬間に立ち会えるのはとても光栄なことですが、「なぜ呼ばれたの?」と思ってしまうような人から結婚式のお誘いがあることも。中には10年以上会っていない友人なのに、呼ばれてしまうこともあるともいます。
以前ネットで話題になった「どんな間柄なら結婚式に行くか?」というトピック。あなたならどちらの意見に賛同できますか?
同窓会みたい!「出席する」派の声
女性向け掲示板「ガールズちゃんねる」では、ある女性からの投稿が議論を呼んでいます。それによると「主人が中学時代の友人の結婚式に呼ばれた。しかし、10年以上会っていないし連絡もとっていなかった上の、突然のお誘い。本人は『せっかくだから』と出席するつもりのようだが、私なら3万円のご祝儀は出したくない」というもの。
10年以上交流がない友人の結婚式に行くべきかどうか、ネット女子の意見は分かれています。まずは「出席する」という声を見てみましょう。
「同窓会みたいな感覚で参加するんだろうね~。同級生ならみんな知り合いだろうし、3万は痛いけど、お祝い事だしいいんじゃないかな?」
「何年会ってなかろうが、自分がお祝いしたいと思う間柄なら行く」
「男の人は、久し振りに会う人からもビジネスチャンスが広がることもあるから、自由にさせてあげたらどうですか。人脈を広げるための投資」
結婚式は、これまでの人生でお世話になった人をおもてなしする会でもあります。そのような場では、久しぶりに会える友人もいるため、同窓会のような和気あいあいとした雰囲気になるでしょう。大切な思い出を共有した友人ならば、何年会っていなくても結婚式には出席するという声がありました。
また、男性の場合は結婚式での再会をきっかけに、ビジネスで関わる機会もできるのではという声も。今は男性だけではなく、ビジネスをしている女性でも同じことが言えます。
お祝い事の席で幸せのお裾分けをもらえるのであれば、会っていなかった期間は関係ないのかもしれません。
不愉快、非常識?「出席しない」派の理由
しかし、圧倒的に多かったのが「出席しない」という否定派の声でした。
「たまに明らかに数合わせで誘われたんだろうなぁって思うことあります。私なら、ご祝儀もったいなく感じるような心から祝えない関係の人なら参加しない」
「何年も会ってなくて、全く連絡取ってない人から招待されるとちょっと不愉快」
「行ったら自分の時にも呼ばなきゃいけなくなっちゃうから、キリないしそういう基準で選んでる。自分の時に呼びたい人かどうか」
「同窓会をしたいなら、別日にやればいいと思うけど。1万もあれば、ミンナで飲んで歌えてが出来るんだし」
「日頃の付き合いがないのに挙式から呼ぶなんて呼ぶほうが非常識。だって行くからには3万円も包まないとダメでなんですよ?」
まず多く見られたのは「明らかに数合わせ」という声。どんなに旧知の仲でも、近況が全くわからなかったり連絡を取り合ったりすることがない人ならば、招待されると不愉快に感じる女性が多いようです。特にそれが見られたのが、ご祝儀について。3万円は包む必要があると考える人が多いため、「もったいない」と思う人は欠席するとコメントしていました。
また、「結婚式は同窓会にもなるから出席する」と答えた人がいた一方、「同窓会をしたいなら別にやればいい」という声も。結婚式に出席するためにかかる金額を考えたらリーズナブルに集まれるため、本当に会いたい人ならば同窓会で会えばいいと考えている人が多いようです。
相手のことを気にする必要はない
かくいう筆者も、同じような経験がありました。幼稚園時代の幼馴染で中学生までは一緒の学校だった友達ですが、15年以上連絡を取っていない関係。懐かしい気持ちもありお金に余裕があれば行きたいと思いましたが、やはり金銭面が気になったのと遠方だったため断ることに。
また、自分が行っても果たしていいのだろうか?という気持ちにもなりました。今の彼女が仲のいい友人の方が多いわけですし、15年ぶりに顔を合わす場所が結婚式というのは……とても違和感があったのです。
ただ、同じように連絡を取っていなかったという幼馴染たちも誘われたそうですが、近くに住んでいる人は出席をしたようです。関係は一緒だとしても、考え方次第ではどちらを選んでも、良い悪いということもないでしょうし、誘った側もそこまで気にはしないと思います。
相当仲の良い友人に断られたとしたら別ですが……。
どんな関係であっても、心からお祝いしたい人、そして自分が結婚式を行う時に来てほしい人であれば出席してもよいのではないでしょうか。事情はそれぞれでしょうが、出席するかどうかを迷う結婚式は無理に行かなくてもいいのかもしれませんね。
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オシャレに無頓着なのに、なぜかファッション業界に就職。 結局その会社に7年間勤務し退職。 言いたいことも言えない世の中に一石投じるべく、恋愛コラムを中心に執筆スタート。 経験、実績、妄想入り混じる独自の観察眼で、男と女をぶった切ります。
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