平成男子たちの恐るべき実態とは?
筆者は最近まで年下男子を味見するのにハマっていた。平成生まれの男子(略して平成君と呼ぶ)の数人とデートを試みた。見た目こそ爽やかで可愛いイメージの彼らであるが、実は付き合ってみたらとんでもない。彼らの身の毛も凍るゾっとするような出来事の連続で本当に末恐ろしい。可愛いと思って油断するなかれ!
平成生まれのダメ男たちの仰天発言集
1.「僕と付き合うなら、全部お金だしてよ~」
友だちの紹介で知り合ったA君。最初は割り勘さえも渋っていたが、どうにか割り勘で支払うことは承知してくれた。
甘えてくるし、可愛い顔をしているため、いい気分になっていた私。
「給料日前だから、夜ごはんは一緒に食べられない」、「ねえ誕生日何してくれるの?」と、A君は少しずつ自分の金欠をチラつかせ、私の懐具合をチェックしてくる。
最終的には、猛烈アピールしつつも、「お金がないから家に行ってもいい?」、「会いたいけど交通費さえない」などと、「お前がお金をだせ」と言わんばかり。
もちろん、スパッと切ってやった。
友人からは、彼の親が資産家で、アルバイトをする必要さえもないことを聞いていた。そのため、遊ぶつもりで近づいていったのだが…逆に遊ばれそうになってしまった。
2.「俺って 可愛いから、色仕掛けで単位も楽勝だよね~ 」
友人の妹と同じ大学の ゼミにいるB君。かなりだらしのない性格で、課題の提出期限を無視し続ける。
普通ならこの段階で単位を落とすこと間違いなしだが、平成君は担当教授がアラサー女性であることに目をつけた。
「バイトが忙しくて」、「体調が優れなくて」、「他の課題が終わらなくて」などの見え透いたウソで、B君は女教授に言い訳を繰り返す。
「先生に心配させてしまって申し訳ないので、今度ご飯一緒にいきませんか?」この一言で、女教授はイチコロになるんだそうだ。
直接言う場合は、上目づかいで申し訳なさそうな顔を演出する。しかも、肝心のデートは学生食堂で女教授に奢らせたらしい。
「あの先生、俺にぞっこんだから」と得意げに話すB君をみて、友人の妹は胸を締め付けられたそう…
色々と不敏な話である。
3.「デザートに俺を食べてくれないかな~」
C君とは数回デートを重ねただけの関係であった。いつしかデートの最中に「最近溜まってるんだよね」などと、欲求不満アピールを私にしてくるように。
最初のうちは軽くあしらっていたのだが、ある日夕飯が終わってこのあとどうするかと言う話になった。
私は朝帰りを懸念して、帰宅することを告げようとしたその時、C君はニヤニヤした顔をしながら、 「デザートに俺を食べて~」と一言。
ちょっと待ってほしい。これって普通に考えたら、相当気持ちの悪いセリフに違いない。
しかし、彼はそれを許してしまうような、「若さ」と「ビジュアル」を兼ね備えていたため、悔しい。自分でも言ったことのない台詞なのに……
私は複雑な心境の中、満面の笑みで「ヤダ」と答えた。
平成君には、遊んでも遊ばれるな!
「若くて可愛い子だったら振り回されてもいいかな」とか、思ったそこのあなた。
若さは、頭の悪さを可愛らしさへと錯覚させる力を持っているが、彼らは、同世代のアラサー男よりも、高確率でお金と体しか見えてない。
最初から遊びだと割り切ってしまえばいいが、長期間一緒に居すぎると、自分の頭も弱くなってしまう…
もちろん、誠実な平成君もいるが、上のような痛い発言があったら、要注意。 笑い話にとどめられるような余裕を持てば、楽しく遊べるのだろう。