女形の役者が直伝！最強に「女らしいしぐさ」の作り方とは

「女らしさ」とは、見た目以上にしぐさに表れるもの。どんなにキレイな身だしなみをしても、ちょっとした言動でブチ壊しなんてこともあるのです。そこで今回、東編集長を女度MAXの女形に変身させた「プロ女子」こと女形俳優・速水映人さんに「女らしいしぐさ」を伝授してもらいました。

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視線「返事の前に1秒待って」

まず速水さんが教えてくれたのが「視線」です。

「例えば、オフィスで本や資料を読んでる時に呼ばれたとします。普通、呼ばれたらすぐに『はい』と間髪入れずに返事をしますよね。でも、ちょっとここで溜めの時間を作ると、女度がアップします。

もし呼ばれたら、まず顔を上げ視線を相手に向けます。そこではすぐ返事をせず、1秒くらい相手を見つめましょう。すると相手は、思いがけない瞬間に見つめられるから、ドキッとします。そのあと、ニコッとしながら『はい』と返事をすると、落ち着きのある女性らしさを演出できますよ」

次に教えてくれたのは、会社で来客を迎える時にも使えるテクニック。

「小さいものを配るときにも、女らしさは出ますね。

例えば会社でお客様にポーションミルクを配るとします。片手でいくつか掴めるからって、3～4個持ってポイポイと配ってしまってはダメ。どんなに小さくても、キチンと1つ1つお渡ししましょう。こう配る方が手もキレイに見えますよ。

そして、手を差し出すときは指を揃えることも忘れずに。お客様の目の前に出すと一気に視線を浴びますから、細部にまで意識を集中させましょう」

3つ目は、今や生活必需品になっている「スマートフォン」の使い方。

「まずはダメな例から。肘をついて机にスマホを置いたまま見ていたり、ダラッとした姿勢で持つ方法。これはすごくだらしなく見えてしまいます。特に若い女性に多いです。カフェでデートしてる時にやってる子もいるから、すごくもったいない。

じゃあどうすればいいかと言うと、こうです。

まず片手で持つのは御法度です。力強く男らしい印象を与えてしまうので、女性らしさを演出するなら両手で持ちましょう。両手で持つときもスマホを持つ面積が小さいと、可愛らしい印象になります。指先で持つイメージです。そうすると不安定だから、自然と両手で持つことにもなります」

持ち方で速水さんがもう一つ気になると言うのが、カップの持ち方。

「よく女の子でも、カップの持ち手を使わないで手全体でグッと持ってしまう人を目にします。これも男らしく見えてしまうので、やめた方がいいでしょう。せっかくカップに持ち手があるのですから、使いましょう。

どんなに持ち手が広くても、人差し指と中指を通すのがベスト。2本の指で持つのが不安定という場合は、スマホの時と同様に両手で持ちましょう。もう片方の手は、カップに添えるくらいがちょうどいいです。

でも、持ち手に指を3本通しても可愛く見える方法もあります。それがコレ」

ポイントは、両手で持つこと。そうすれば、持ち手をグッと握っていても女らしく見せることができますよ。これからどんどん寒くなるから、使ってみてくださいね」

そして最後に伝授してくれたのが座り方。当たり前のようですが、これを紹介する理由があるそうです。

「わかっているようで皆ができていないのが座り方。電車の中の女性を見てみても、できている人はほとんどいませんね。

まず、足を閉じるのは当たり前。どんなに可愛いスカートを履いていても、大股開きになっていては下品です。閉じた足は、まっすぐ床に下ろしてもいいし、揃えたまま横にしてもいいでしょう。その姿勢が保てない場合は、椅子に浅く腰掛けてみてください。自然と足を揃えられますよ」

「女らしさが足りない」と言われるあなた、もしかしたらこれらが足りないのかもしれません。ぜひ参考にしてみてくださいね。

13年前、華やかな世界に憧れて、舞台の道に入ったというイケメン女形俳優・速水映人さん（30）。普段は男らしい彼が、舞台上では女性の我々から見ても、うっとりしてしまうほどの妖艶な女性の雰囲気。

女形として舞台に立つときは、見た目だけではなく、心から“女”になると言います。「女性を演じるときは、内面も女になることが重要なんです。心がかわると目が変わります。目は嘘がつけないですから」とのこと。

現在は舞台を中心に活躍している速水さん。「お客さんは年輩の女性が多いです。女子のみなさんも楽しめると思うので、是非見に来て」と語ります。ブレイク間近のイケメン女形役者に今後も注目ですね！

速水映人（はやみ・えいと）
公式ホームページはコチラ
ファンクラブ　TEL03-6421-2305（11：00～17：00）

●最新出演情報●
2015年11月7日（土）～25日（水）
「前川清・藤あや子特別公演」（於：名古屋中日劇場）
詳しくはホームページ、チケットはファンクラブまで

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編集部

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