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退職金がなくても大丈夫!安心して働ける「老後の備え」とは?

お金を貯金する女性

終身雇用が当たり前だった少し前までは、定年後に当然のように 退職金 がもらえていました。しかし、終身雇用制度がほとんどなくなり、起業家が増えてベンチャー企業が山ほどある現代では、退職給付制度そのものを設けていない会社が増えてきています。

一説によると、4人に1人は 退職金 がもらえないと言われるほど、決して珍しいことではありません。「 退職金 がないの、不安だな…」なんて人も多いはず。そこでここでは、 退職金 がなくても大丈夫なように、今から始める不安の取り除き方についてご紹介します。

退職金 がなくても大丈夫?今日から始める「できること」

ひとつの会社でコツコツと長く働く…そんな概念がなくなってきている現代。「この会社で長く働こう」というよりは、転職をしてステップアップしたいと考える人も多いものです。

しかし退職金がないがため、家のろーんや老後の生活費としては心もとないと不安になる人も多いですよね。そんな人は、今から退職金のない将来の準備をするのはいかがでしょうか?

自動積立貯金

決まった日や月に決まった額を積み立てていく、自動積立貯金。もっともメジャーのため、すでにやっている人も多いかもしれません。

元本割れするリスクがなく、確実に一定の額が貯まっていきます。反対にいえば、金利がないので満足するまでの額を貯めるのは難しいとも言えます。

個人年金

契約時に決定した額を積み立てていく個人年金。給付額が確定しているので安心感があります。運用責任は保険会社がもっているので、運用利率が固定され、運用方針の変更や物価変動による対応はできません。

途中解約をすると損することになるので要注意。「収入がなくて払えないから解約…!」なんてことのないよう、将来的にも定期的に払える額に留めておきたいところ。

確定拠出年金

給付金額が確定している個人年金とは違い、積立金額が確定しているのが確定拠出年金。運用責任は本人がもつので、積立額や運用方向の変更、物価変動への対応も可能です。

受取額は運用次第で増減するので、リスクもありつつ個人年金よりもお金が貯まる可能性が高いといった面があります。一時金受取は退職所得となるので、税金面では有利。ただし、60歳になるまで引き出しはできません。

退職金 がなくても「安心」は手に入る!

退職金

このほかにも、最近ではNISAをつかった投資信託の積立や、退職金要の口座を自分でつくるなどの方法があります。自分に合った方法で貯めていけば、準備はできます。

いまや退職金で老後の安心を手に入れる時代は過去のものになりつつあります。退職金が出ない分は、自分で計画的に貯金していけば、気持ちにゆとりができそうですね。

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小林リズム
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