元アイドルが激白!ストーカーを生む「ヤバすぎSNS投稿」4つ
SNS を通じてアイドルがファンにストーカーされる事件が度々聞かれます。記憶に新しい事件では、被害者の女性はブログやTwitterで容疑者から執拗な書き込みをされていたのだそうです。
コミュニケーションを円滑にするはずの SNS が、ストーカーの助け船になってしまう今こそ、一般人である私たち女子も気をつけたいもの。
そこで今回、 SNS でストーカー行為をされた経験のある元アイドルのSさん(26)に、その実態を聞いてみました。
リプライで友だちを特定し個人情報を探る
「私のフォロワーの中から、リプライの様子を見て学校の友だちを捜し当て、メッセージを送っていた人がいました。友だちになりたいと言って近づき、『どこの学校なの?』『普段はどこで遊んでるの?』などと、プライベートなことを探っていたそうです。不信に思った友だちが、答える前にブロックをしたので事なきを得ました」
SNS上でのやりとりでは、気付かぬうちに友人とそうでない人とのやりとりに差が出てしまうもの。それを敏感に察知されると、あなたと距離を縮めたいストーカーは行動を起こすようです。
周囲の人も巻き込んでしまう可能性が高いため、個人的な交流は一対一でできるツールを使った方がよさそうです。
マンホールで住所を特定された
「『帰り道』といってブログにアップした後に行われた握手会で、『〇〇ちゃんって、〇〇区の〇〇に住んでるんだね』と、家の住所を言い当てられました。
原因は、写真に写っていたマンホール。マンホールには固有番号などが書かれていて、調べればどこのマンホールなのか特定できるのだそう。待ち伏せされたら……と不安に思い、毎日母に駅まで迎えにきてもらっていました」
風景の写真を撮ると、特徴ある建物や標識などが写ってしまいます。中でもマンホールは、見落としがちなものかもしれません。
地域によっては凝ったデザインのものもあるため、つい写真をSNSに投稿したくなるでしょうが、グッとこらえた方がよいでしょう。
「〇〇なう」と SNS 投稿したら、来た
「アイドル時代に、友人と遊園地に行った時に写真をSNSに載せたら、帰りのゲート付近でファンの方に話しかけられました。SNSで私がそこにいると知り、遠方から会いに来たのだそう。『〇〇なう』という投稿や、チェックイン機能で居場所をSNSにアップするのは危険だと感じました」
楽しい時間を過ごしていると、つい「今〇〇してる!」「〇〇はとても楽しい」と自分がいる場所について投稿したくなります。しかし、このさり気ない内容もストーカーにとっては重要な情報となってしまうようです。
投稿にいくら気をつけていても。スマートフォンに搭載されているGPS機能の設定によっては、位置情報が勝手に投稿されてしまうことも。道案内にはとても便利なツールですが、その設定がSNSと連動してしまうと、あなたの行動が全て公開されてしまいます。一度、設定を確認してみるといいかもしれませんね。
「遅延」とつぶやき通勤電車がバレた
「『遅延で遅刻しそう……』とつぶやいたら、その日以降、毎日私の通勤電車でじっとこちらを見つめてくる人が現れました。イベントなどでもよく見かける人だったので、たぶん私の投稿を見て電車を特定し、乗ってくるようになったのだと思います」
電車の遅延情報をリアルタイムでつぶやく人は、非常に多くいます。その投稿数の多さから、ニュース速報よりもSNSによる拡散の方が情報を得やすいこともあるほどです。
しかし、執念深いストーカーはそこから路線を特定し、あなたを見つけるまで電車に乗り続けるかもしれません。迂闊に自分が巻き込まれている状況を投稿するのも、危険と言えるでしょう。
どんなに自分は大丈夫と思っていても、あなたに歪んだ感情を抱くストーカーが絶対いないとは言い切れません。SNS投稿は、あなた自身を晒すツールでもあると肝に銘じて、気をつけたいですね。
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