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何歳まで生きたい?寿命「100歳以上」はたったの6.1%

母と娘

誰しもが一度は考えたことがあるであろう「 寿命 」、自分の命の期限。「何歳まで生きたい?」などの会話を家族や友人と繰り広げたことがあるのではないでしょうか。

病院検索サイト「ドクター・オウチーノ」は、20歳~59歳の男女863名を対象に、「『 寿命 』に関するアンケート調査」を実施。現代日本人の「 寿命 観」が明らかになりました。

何歳まで生きたい?

「あなたは、何歳まで生きたいと思いますか?」という質問をしたところ、「50代以下」と回答した人が7.8%、「60代」が8.5%、「70代」が18.8%、「80代」が26.3%、「90代」が6.8%、「100歳以上」が6.1%、「考えていない」が25.7%という結果に。日本人の平均寿命でもある「80代」が最も多かったようです。回答理由には、以下のようなものが挙がりました。

「平均寿命くらい生きれば十分だから」(39歳/男性)
「平均寿命よりやや長生きしたいと思うから」(26歳/男性)
「健康で足腰がしっかりしていれば、まだ好きな所へ旅行ができるから」(28歳/男性)
「健康で迷惑をかけず生きられる年代だと思うから」(44歳/女性)

また、「50代」や「60代」という、比較的短い寿命を回答した人からは、次のような意見が聞こえてきました。

「あまり長く生きていても衰えていく自分を見たくないから」(28歳/女性)
「金銭面と健康に不安があるから」(36歳/男性)

長生きはもちろん素晴らしいことではありますが、価値観は人それぞれ。あまり長生きしたくない人たちの意見も、「確かになあ」と思わず納得してしまう面もありますね。

男女共に半数以上が「配偶者と同じタイミングで 寿命 を迎えたい」と回答

次に、「配偶者やパートナーよりも長生きしたいと思いますか?」という質問をしたところ、「配偶者より長生きしたい」という人が22.0%、「配偶者と同じくらいのタイミングで寿命を迎えたい」が48.2%、「配偶者より早く寿命を迎えたい」が29.8%という結果に。

「配偶者より長生きしたい」と回答した人にその理由を聞いたところ、「看取りたいから」という声が最も多く挙がったり、次いで「1人の時間を楽しみたい」という理由が多いようでした。

また、「配偶者と同じタイミングで寿命を迎えたい」の理由では「1人は寂しいから」が最も多く、次いで「残すのも残されるのも辛いから」と、いずれにせよ“寂しさ”が根本的な理由になっているようです。

寿命 を迎えるまでに必ずしたいこと、最多は「旅行」!

「寿命を迎えるまでに必ずしたいことを3つ挙げるとしたら何ですか?」という質問では、全年代を通して「旅行」が最多でした。

次いで、20代では「結婚」、「出産」、「孫を見る」、30代では「出産」、「孫を見る」、「子どもの自立を見届ける」という結果に。

それぞれの具体的な内容と、その理由は以下のようになりました。

「地中海クルーズ/古代ローマやイタリアの歴史が好きだから、年金をもらえるほどの年齢になった時にご褒美として」(32歳/女性)
「夫婦だけでの旅行/子どもが生まれてから行っていないから」(40歳/女性)
「家族をつくる/誰かと人生をより充実させたいから」(31歳/女性)
「子どもを生む/妊娠、出産を1度は経験してみたいから」(32歳/女性)
「子どもの誕生日をハタチまで祝う/親の義務だと思うから」(33歳/女性)

誰しもがいつかは迎える自分の寿命。死ぬ瞬間にあれこれと後悔しないためにも、やりたいことにはチャレンジしていきたいものですね。

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編集部
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