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【防災】テロ・武力攻撃が起きた時の避難のポイント

東京防災のテロ・武力攻撃のページを指す東

大災害など未曾有の事態に備えて、今すぐできる防災アクションやサバイバル術を集めた冊子「東京防災」が東京都民に配布されました。そんな「東京防災」の中から、今回は テロ・武力攻撃 から身を守る方法をご紹介します。イチ女子として、チェックしておきましょう。

東京が テロ・武力攻撃 の標的に?

政治・行政・経済が集中する東京は、テロや武力攻撃の標的にされる可能性があります。法律に基づき有事の際は、各区市町村の防災無線で注意を呼びかけます。テレビ・ラジオ・広告車両などの情報にも耳を傾け、指示に従いましょう。想定される攻撃の種類は以下の4つです。

・ゲリラや特殊部隊による攻撃
突発的に被害が発生する。目標が原子力事業所などの場合、大きな被害が生じる恐れも。

・弾道ミサイルによる攻撃
目標の特定が極めて困難な攻撃。短時間での着弾が予想される。

・着上陸侵攻・航空攻撃
着上陸侵攻は沿岸部が侵攻目標になりやすい。航空攻撃は都市部の主要な施設が目標になることも想定される。

・化学剤などによる攻撃
化学剤、生物剤、核物質を用いられた場合は人体に影響が。特別な対応を必要とする。

想像するだけでも恐ろしい攻撃ですが、種類を知っておくだけでも、身の安全につながります。

テロ・武力攻撃 から身を守るには

続いて、テロや攻撃が起きたときに、身を守る方法を見ていきましょう。

・爆発
爆発が起こったら、すぐに姿勢を低くして、頑丈なテーブルなどの下に身を隠しましょう。複数回続く場合もあるので、安全な場所へ避難すること。

・火災
テロや武力攻撃で火災が発生したら、煙を吸い込まないように口と鼻をハンカチなどで覆う。多い、できる限り低い姿勢をとり、急いで避難しましょう。

・閉じ込められたら
近くにある配管などをたたき、音を出して自分の居場所を知らせましょう。粉塵などを吸い込むことがあるので、大声を上げるのは最後の手段と考えること。

とっさの事態に遭遇したらパニックを起こしそう……。ですが、できるだけ自分におかれた状況を把握し、落ち着いた行動を心がけるのが大切です。

テロ・武力攻撃 からの避難のポイント

では実際に攻撃を受けたら、どのように避難をすればいいのでしょうか。

・ゲリラ攻撃からの避難
被害は比較的狭い範囲に限定されるのが一般的ですが、拡大するおそれも。いったん屋内に避難してから、行政機関の指示に従いましょう。

・ミサイル攻撃からの避難
着弾地域を特定するのは困難なので、屋外にいる場合は、頑丈な建物や地下街などに避難。その後、行政機関の指示に従いましょう。

・化学剤や生物剤攻撃からの避難
口と鼻をハンカチで覆いながら、その場からすぐに離れ、密閉性の高い屋内や風上の高台など、汚染のおそれのない安全な場所へ避難しましょう

・核爆弾や放射能汚染からの避難
核爆弾には、遮蔽物の陰に身を隠し、地下施設や頑丈な建物の中へ避難しましょう。また、ダーティボムと呼ばれる爆弾は、着弾後に放射能汚染を引き起こします。行政機関の指示などに従い医師の診断を受けましょう。

(※詳しくは「東京防災」を参照のこと。)

人ごとじゃない!防災意識を高めよう

今月、パリで同時多発テロが起きたりなど、遠い異国の話ではなくなってきたテロや武力攻撃。もしもの時に備えて、身を守る力をつけるのは必要ですね。

冊子「東京防災」は、都民以外の人は、都庁や紀伊國屋書店新宿本店などで1冊140円で購入可能だそうです。今月16日からは一般販売も始まり、注文が殺到している模様。是非一度手に取り、イチ女子として、防災への意識を高めましょう。

関連リンク:東京防災ホームページ

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