ドラマでも話題に！「熟成肉」を食べると美人になれるワケ

ドラマ「エイジハラスメント」の隠れ家レストランに登場した、熟成肉がおいしそうだと話題になりました。この熟成肉、おいしいだけでなく、美容にもいいという噂です。

今回は、熟成肉とは何なのか、美容にいい理由、自宅でおいしい肉を食べる方法を解説していきます。

そもそも熟成肉って何？

熟成肉とは、やわらかくおいしく食べられるように涼しい場所で保存し、熟成させた肉のことです。いま話題になっているのは、骨つきの牛肉を温度1～3℃、湿度60％～80％で肉の周りを空気が動くように保った乾燥熟成庫で、20日～2か月熟成させるドライエイジングという方法です。

熟成させることでタンパク質が肉の酵素により分解され、うまみ成分のアミノ酸に変化し、やわらかくなります。骨つきのまま熟成させるドライエイジングでは、よりうまみや香りが引き出されます。

どうして美容にいいの？

牛肉には、良質なタンパク質で構成された20種類のアミノ酸が含まれています。タンパク質やアミノ酸は、筋肉や骨、髪の毛、皮膚、脳内の神経伝達物質の材料になっている、大切な栄養分です。

このタンパク質が不足すると、筋肉量が落ちて代謝が悪くなり痩せにくくなったり、うつ病やダメージヘアの原因になります。40日間熟成させることで牛肉のアミノ酸は5～6倍に増えるので、熟成肉はおいしいだけでなく美容と健康にもいいのです。

実はカンタン！自宅で作る熟成肉とは

自宅でも熟成肉に近い風味の肉を作ることができます。まず、肉1枚に対してナンプラー大さじ1の割合で肉を漬け込み、密封できるビニール袋に入れて冷蔵庫で3日間寝かせます。

次に漬け込んだ肉を清潔なガーゼやキッチンペーパーでくるみ、タコ糸で菜ばしに結びつけ、ボールやどんぶりに吊るして冷蔵庫で4日寝かせ、塩こしょうで焼いて食べます。

また、肉を酢やすりおろしたナシ、リンゴ、玉ねぎに半日漬け込んでやわらかくする方法もあります。火の通りを均一にするため、肉を焼く30分以上前に冷蔵庫から出しておくのもポイントです。

スーパーの店頭に並んでいる肉は、流通までに時間が経過しているので、必ず色があざやかで新鮮な肉を選びましょう。

おいしい肉が美しい心と体を作る

肉を食べると代謝がよくなり痩せ体質になって、元気も湧いてきます。モデルの道端ジェシカや平子理紗も肉好きを公言しているくらいなので、ぜひ友だちを誘って、熟成肉がある都内のステーキ店で女子会をしてみましょう。

みんなでおいしい肉を食べてきれいになりましょう！