「裸で寝る」が美容と健康にいい3つの理由
「裸で寝る」ブームがじわじわきています。裸で寝るなんて風邪を引いちゃいそう……と思われるかもしれませんが、裸で寝るのはいい事ずくめ。
今回は、裸で寝ることの効果を3つ紹介したいと思います。
睡眠の質が上がる
私たち人間の体は、一日の中で自然に体温が上下します。日中は体温が高く、夜眠っているときは体温が低くなります。
寝る前になると、手足がポカポカと温かくなりますよね。あれは、末端から熱を放出することで体温を下げようとする体の働きなのです。
ところが、ストレスの多い現代では自律神経が乱れて、夜になってもなかなか体温が下がらなかったり、それによってぐっすりと寝付けなかったりということが起こりがち。
裸で寝るとパジャマなどの保温効果がなくなるため、眠る時にすんなりと熱を放出して自然に体温を下げることができます。
これでぐっすりと眠ることができて、良質な睡眠がとれるのです。ちゃんと眠ることで疲れもしっかりと取れるので、お疲れ顔になりにくいというメリットも!
全身の新陳代謝アップ&血流向上
裸で寝ると肌が空気に直接触れます。これは皮膚呼吸や発汗作用を活発にします。また、体温が下がり過ぎないように、熱を生み出す作用も活発になります。こうした働きにより全身の新陳代謝が促され、血流が良くなるのです。
女性に多い冷え性や肩こり、腰痛などは、血行不良が原因となっていることが多いです。裸で寝ることで血流が良くなれば、こうしたお悩みを改善することにもつながります。
ほかにも、白髪の予防や、お肌のトーンを上げることにも役立ちます。
アンチエイジングにも役立つ!
さらに、裸で寝ることにはアンチエイジング効果もあるのです。若々しい肌や髪を保つために役立つ「成長ホルモン」は、夜ぐっすりと眠っている間に分泌されます。
先にもお伝えしましたが、ぐっすりと眠るためには体温がしっかりと下がっている必要があります。
裸で寝ることでスムーズに体温が下がり、熟睡できることによって成長ホルモンの分泌が高まるのです。
成長ホルモンがしっかりと分泌されれば新陳代謝が高まるので、肌のハリやツヤを保ったり、ツヤのある髪を育てたりすることに役立ちます。
今、着ているパジャマや下着を脱ぐだけなので、お手軽なのがウレシイですよね。一度試してみてはいかがでしょうか。