詳しく解説!アラサー女子と既婚女子の友情が続かないワケ
「恋には終わりがあるけど友情には終わりがないから、女友だちこそ大事に」とはよく言われますが、実際には結婚を機にそれまでの友人と疎遠になってしまうことも少なくないようです。
あんなに仲が良かったはずなのに、気づけば未婚・既婚どうしで集まるようになり、すっかり疎遠になってしまうことも。そしてそこに至るまでには、いくつかのステップがあるようです。
ステップ1 予定が合わなくなる
結婚式に向けての準備期間、結婚式後の新居での生活など、何かとやることが多いのが結婚前後の既婚女子です。一生に一度の晴れ舞台→大きな環境の変化という流れのなかでは、女子が既婚女子を気軽に遊びに誘ったとしても、予定を合わせるのさえ難しいことも。さらに、仕事後の夜に会いたい女子と、旦那様が帰るまでには帰りたい既婚女子ではアポ取り自体も一苦労。
女子としても、家庭に入った既婚女子を頻繁に誘うのは申し訳ないという気持ちもあって、会うことへのハードルがどんどんあがってしまいます。
ステップ2 話が合わなくなる
生活スタイルが大幅に違うと、話が合いにくくなるのはある程度仕方のないこと。さらに、既婚女子に子どもが生まれた瞬間から、せっかく会ってもずっと子どもの話ばかりになったり、既婚女子のSNS投稿は子どもネタばかり、なんてことも。
幸せな話は楽しく聞きたいけれど、一方的に聞き役にまわるのはツラいものがあります。なかには、ある女子のバースデーパーティに、既婚女子が子どもを抱いて現れ、主役そっちのけで子供の話だけをし、1時間もしないうちに「私、授乳もあるしお酒飲んでないから」と、お金も払わず帰ってしまったケースも。
「子どもがいるって、そんなにすべてに優先されるもの?」女子がこんな疑問を持つケースも少なくありません。
ステップ3 独身同士、既婚同士で会うようになる
愛する夫も、可愛い子どもも手に入れても、いつだって隣の芝生は青いもの。既婚女子だって、自由な生活をしている女子がうらやましくなることもあります。お金がないわけでも門限があるわけでもないけれど、使えるお金も時間も女子のようにはできないという既婚女子は少なくありません。
たまに飲み会に出ても、当の女子から「旦那さん大丈夫?」「子どもは?帰らなくて平気?」などと聞かれて羽根を伸ばせないと感じることも。
おたがい気遣わずにラクな「女子どうしで気がすむまで飲む」・「既婚女子どうしでランチ集合→お茶して夕方解散」パターンが増えていきます。
ステップ4 マウンティング開始
中には、結婚したとたんに女子に謎の説教をしだす既婚女子も。女子に対し「結婚できなくて悩んでるなら話きくけど?」と、上からを通り越して神から目線を発揮したり、のんびり付き合っている女子カップルに「いつまでも結婚しないなんて、彼はその気じゃないんだよ」など断じてみたり。
さらには「私だって別にいい女じゃないけど、高望みをやめたら結婚できたよ」など、「アンタが売れ残ったのは身の程知らずだから」とも取れる不要なアドバイスも。
また、女子のお金や時間の面での自由さに加え、充実した仕事の話が既婚女子をイラつかせることも。そして、おたがいに誘いあわなくなる「ステップ1」へループが始まります。
女子と既女が疎遠になるのは、新婚生活や、子どもができてライフスタイルが激変する時期が多いんです。アラサー前後はプライベートも仕事面のキャリアも人それぞれに変化していく時期。
お互いに共感できないことも増えますが、「あんなのありえない!」とばっさり切らずに、「いろいろな考え方の人がいるなあ」とゆるい気持ちでおたがいを見ることで、長く付き合える友だちを手放さずにいられるでしょう。