疎遠にならない方法は？独身女子が「既婚女子と関係を保つ」ポイント

久しぶりに会っても、共通の話題が見つからず、会話が盛り上がらない。既婚女子から、結婚生活の話をされると、なぜかもやもやした気持ちになる。このように、既婚女子との関係に悩んだことのある女子も多いのではないでしょうか。

では、既婚女子と独身女子がうまく付き合っていくために必要なこととは何なのでしょうか。今も昔も変わらず、友だちと良好な関係を続けている、女性のみなさまから話を伺ってきました。

「あの子は変わった」と思わないようにする

「既婚独身関係なく、結婚を機に友だちと疎遠になる子って、『あの子は結婚してから、一切連絡をくれなくなった』『私が結婚をしてから、誘ってくれなくなった』と文句を言って、相手だけが悪いと思い込んでいるんだよね。結婚で環境が変わるのは当たり前だし、それに合わせた付き合いや考え方をしないと。」（31歳／主婦）

女子なら、きっと一度は、結婚してから友だちと疎遠になったと感じたことがあるはず。実際、筆者も女子だけの女子会で、「結婚した子は、私たちと遊んでくれない」という話を何度も聞いたことがあります。

しかし、既婚女子に話を聞いてみると、「自分が結婚した瞬間、独身の友だちは連絡をくれないし、誘ってくれなくもなる」と言います。このように、お互いが「あの子は変わった」と思っていれば、結婚を機に疎遠になってしまうのは当たり前です。

結婚後も友だちとの関係を続けていくためには、「相手が変わった」と意地を張るのではなく、自分から歩み寄る気持ちをもつことが大切なのかもしれませんね。

予定は突然決めて憂鬱な気分をなくす

「既婚友だちとの予定って、1か月前とか、かなり前もって決まっちゃうことがあるんです。そうなると、『どうせ、結婚生活のノロケを聞かされるんだろうな』と当日まで憂鬱な気分が続くし、だんだんと会うのが楽しみじゃなくなってくる。だから最近は、前日とかに『明日、もし暇なら遊ばない？』と連絡して、予定は突然決めるようにしています。」（28歳／受付）

お互いに生活スタイルも違うため、時間を合わせることが難しい既婚女子と独身女子。会う約束が何週間も前に決まってしまう場合もあるのではないでしょうか。

しかし、約束をしたあと、既婚女子の友だちと会うことを嬉しく思う反面、「幸せ自慢をされたらどうしよう」と憂鬱な気持ちになる女子もいます。予定を早く決めすぎると、当日まで、その憂鬱な気持ちのまま過ごさなければいけないのですね。

そして、憂鬱な気分でいれば、友だちと会うこと自体が楽しみでなくなってしまいます。それでは、せっかく時間をつくってくれた友だちにも失礼です。既婚友だちと会うたびに憂鬱な気持ちになる人は、事前に予定を決める習慣をなくしてみてはどうでしょうか。

子どもが成長してから再会する

「結婚して、子どもがうまれたときは、家庭以外のことに目を向けられず、友だちとも疎遠になっていたんです。でも、子どもが小学校に入ったあたりからかな？時間や気持ちに余裕ができたので、久しぶりに友だちと会うようになりました。今は、第二の青春って感じで、学生時代からの女友だちとの時間を楽しんでいますよ」（39歳／主婦）

結婚したとき以上に友だちと疎遠になるタイミング。それは、既婚女子が出産をしたとき。とくに、1人目の出産後は、初めてのことばかりで、子どもに手がかかりっぱなし。正直、独身の友だちを気にかける時間などありません。

とはいえ、やがて子どもも成長し、自分の時間もつくれるようになります。そのとき、女友だちの存在を恋しく思う既婚女子も少なくないのです。

少し時間はかかりますが、既婚女子の友だちが出産をしたときは、子どもが成長するまで、気長に待ち続けてあげてはどうでしょうか。いつかまた、昔のような関係を築ける日がやってくるはずです。

生活や考え方に違いが多く、付き合い方に悩むことも多い既婚女子と独身女子。結婚を機に、友だちと疎遠になったものの、心のどこかでは、お互いに寂しさを感じているのではないでしょうか。

もし、少しでもそう思っているのであれば、お互いの環境が変わってもうまく関係を続けていける方法を探しましょう。きっと、昔と変わらない関係を築いていけるはずです。