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「まだ大丈夫ですよ!」にイラッ!アラサーが年下女子から受けたシングル・ハラスメント

シングルハラスメント

女子には、女子にしかわからない悩みもあります。とくに、親や上司からのシングル・ハラスメントは、女子の心をズタズタに切り刻み、大きな傷を与えます。

しかし、シングル・ハラスメントをしてくるのは、何も親や上司だけにかぎったことではありません。私たちよりも若い年下女子だって、ときに女子に対してキツ~い一言を浴びせてくる場合があるのです。

では、女子は年下女子からどのようなシングル・ハラスメントを受けているのでしょうか。

「どうして結婚しないんですか?」

「新人の子が私を既婚者だと勘違いしていたから、独身だと教えてあげたの。そしたら何て言ってきたと思う?『どうして結婚しないんですか?』だって。返す言葉も見つからなかったわよ。」(34歳/営業)

どうして私たち女子は、いつまでたっても結婚をしようとしないのか。そう不思議に思っている年下女子もいるのでしょう。しかし、勘違いしないでください。結婚をしないのではなく、できないのです。

できるのであれば、とうの昔にしています。年上女子に「なぜ、結婚しないのか?」と問い詰めることは、お願いですからやめてください……。

「まだ大丈夫ですよ!」

「寿退社する後輩がいたから『また年下に先を越されちゃった~』と自虐ノリで言ったところ、その後輩から『○○さんだってギリ20代じゃないですか!まだ大丈夫ですよ!』と言われた。」(29歳/保育士)

年下女子の言う「まだ若い」「まだイケる」に悪気がないことくらいわかっています。年上女子を元気づけようとしている気持ちも痛いほどわかります。

でも、傷つくのです。「まだ」って何だよ。「まだ大丈夫」ってことは「もうすぐ」ダメになるってことだよね?と深読みしてしまうのです。遠まわしなフォローは、かえって逆効果になってしまうだけなのです。

「仕事があるじゃないですか」

「仕事で成果を出すと、年下の子たちから『結婚してなくても、仕事があるじゃないですか』と励まされるんだけど、仕事と結婚はまったくの別物だからね。仕事をしていようが、結婚はしたいからね」(32歳/デザイナー)

なんでしょうね。この「仕事で成功しているから、独身でもいいじゃん」みたいなノリって。「生きがいがあるから、結婚できなくても大丈夫だよ」ということなのでしょうか。

いやいや、仕事と結婚は別物です。仕事がうまくいってようが、いってなかろうが、結婚したいと強く願う女子もいます。「仕事が恋人」なんて、うそですからね!(泣)

「次こそ○○さんの番ですね!」

「職場で誰かが結婚するたびに『次こそ○○さんの番ですね!』と言われるのが、地味にショックなんだよね。そこは年功序列じゃなくてもいいでしょ」(30歳/美容師)

女同士のあいだで繰り広げられる、「次はだれの番かな」「次こそあなただね」といったシングル・ハラスメント。これって、女友だちから言われても悲しいのですが、年下女子から言われると立ち直れないくらいのショックを受けるんですよね。

結婚に年功序列は関係ありません。お願いですから、年上女子に変なプレッシャーをかけないでください。

年下女子からのシングル・ハラスメントにショックを受けるときもあります。私より年下の小娘が何を言うんだと怒りたくなるかもしれません。でも、年下相手にムキになるのも情けないので、そこはさらっと流して大人の余裕を見せつけましょう。

LISA

フリーライター/コラムニスト/コスメコンシェルジュ。

高校時代は青春のすべてをギャルサーにささげた生粋の元・ガングロギャル。アパレル販売・営業、ホステスを経て2011年よりライター活動開始。得意ジャンルは恋愛、美容、漫画、ゲーム、レジャー。コラムや取材記事中心にお仕事をしています。

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