疲れが取れないアラサー女子必見!それって「冬バテ」かも?!
この時期「疲れが取れない」「頑張りが効かない」「なんとなくやる気がでてこない」ということが多いですよね。それは、冬バテかもしれません。夏だけでなく、冬には冬バテが起こるのです。
冬バテしないためにはどんなことをすればいいのでしょうか?効果のある食べ物ってあるのでしょうか?
今日はこれらをご紹介したいと思います。
冬バテはなぜ起こるの?
体の機能が外の寒さと室内の暖かさの気温差を調整しようとして、たくさんのエネルギーを使います。寒さで体は常に緊張し、さらに寒さから体温が逃げないように血管を収縮させるので、体が興奮状態と同じようになっています。そのため。体が休まらないだけでなく、エネルギーを作るのに必要な栄養素も運ばれにくくなるのです。
これにより体がさらに疲れてきてしまいます。これが冬バテです。症状はやる気がでない以外にもイライラや肩こり、頭痛、風邪を引きやすい、寝つきが悪い、いつもだるいなどがあります。
冬バテに効果のある食べ物
冬バテに効果が最近話題になっているのが、ALA(アラ)です。ALAは「5-アミノレブリン酸」が正式名称です。これが多く含まれているのが、ピーマン、ほうれん草、バナナ、かいわれ大根、納豆、たこ、甘酒、日本酒、ワインなどです。
これらに含まれているALAが、エネルギーを作る量を増加させてくれるのです。マウスの実験でもALAを与えた方がエネルギーを作る量が多いという結果がでており、不足しがちなエネルギーを増産してくれることがわかっています。
冬バテしないための方法
その他にも冷えが冬バテの原因になりますので、体を冷やさない工夫が必要になります。体を温めるために、入浴は38度~40度の湯にゆったりと温まるまで入る、体を冷やすと血管が収縮して緊張が強くなりますので、シャツやタイツなどで冷やさないようにするだけでなく、手袋で指先をマフラーで首周りを冷えから予防しましょう。
また、リラックスすることも大切ですので、深呼吸をしたり、自分の好きなことをしてゆったり過ごす時間も作ってください。
体を冷やさないようにして、ALAを含んでいる食べ物を食べることが冬バテ防止に効果があるとい言われていますが、根本から冬バテを予防するには筋肉を動かすことも大切です。運動をしないと筋肉は衰えていき冷えやすい体質になっていきます。
ショウガやねぎ、にんにく、根菜類も体を温める食べものですので積極的に取るようにしてください。エネルギーを作りやすい体と冷えない体が冬バテを予防してくれます。
冬の疲れを残さずに春を迎えましょう。
「食べ痩せダイエット」の第一人者。「食べてきれいに痩せてリバウンドしない」をテーマに、若い女性から経営者まで広く自己管理ができるダイエットを指導。
栄養士、肥満予防健康管理士上級講師、ダイエットアドバイザー、美肌マイスターとして多くのセミナー、講座を各地で行う。ダイエット食品・サプリメント開発のアドバイザーとしても活躍。「週刊文春」等雑誌・ラジオなどメディア出演、連載多数。株式会社アリオール代表。