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第14夜~年賀状が憂鬱です【お悩みトゥナイト】

「結婚できる女になる」ための情報を発信中の「DOKUJO」。しかし、世の中には多くの女子が様々な お悩み を抱えています。そんな女子を救うべく、「プロの独身」である編集長・東香名子が、あなたの お悩み に直接お答えします。

お悩み 「年賀状が憂鬱です」(かりんさん/30歳)

時期尚早かもしれませんが、毎年、年賀状が来るのが恐いです。周りの友だちはみんな結婚して子どもが居て、楽しそうな家族写真を送りつけてきます。独身が自分一人で、取り残されているような感じがして辛いんです。今年も、また2ヶ月くらいしたら憂鬱なお正月がくるかと思うと、モヤモヤした気持ちになってしまいます。(かりんさん/30歳)

東編集長「もうそんな季節ですか~」

今年もやってきました女子の年賀状問題。年賀状を出す人は年々減っているとニュースで聞いていても、結婚するとそうはいかないようですね。

毎年、結婚式や家族写真を載せてご丁寧に送ってくるハガキを見て、嬉しい反面、かりんさんのように、憂鬱な気分になる女子も多いはず。思ってもないはずなのに「アンタ、今年も独身?」と言われているような気さえするんですよね。

毎年女子を悩ます年賀状。ヤギのように読まずに食べるわけにもいかず、捨てるのも、気がとがめてできないんですよね。なにか解決策はないものか、私自身も悩んだことがあります。

女子流!年賀状のお返事作法

さて、ハガキで来た年賀状には、お返事を書く人が多いと思われます。そこでは、寂しい独身女丸出しでは格好がつきませんよね。自分はパワーアップしてるんだぞ、嫁となる日も近いんだぞ、毎日充実してるんだぞ~!と、少しでもみじめさを感じさせない年賀状の書き方はないのでしょうか。

え?何ですか、かりんさん。既婚女子ができなそうな、クルージングパーティーで豪華に遊び散らす写真を年賀状にするですって?違います。そんなマウンティングは負けを認めているようなもの。既婚者の年賀状では御法度です。

正解は、筆ペンでとにかく達筆な返事を書くこと。携帯電話やパソコンの発達で、美文字を書ける人は少なくなってきています。だからこそ、美しい文字が書ける人は、それだけで目を引くのです。

なんだか「日本の伝統美を受け継ぐイイ女感」がして、ちょっとランクアップしたような気分になりませんか。達筆であれば、「今年こそ絶対ぜったい結婚してやるんだから~!」と書いても、みじめさは微塵もなく、説得力さえあります。よね?

実際、私も年賀状のお返事だけ(?)は美文字で書いているのですが、適当なボールペンによる汚い文字よりも、年賀状が前向きに捉えられるようになりました。既婚者の友人から「字がきれいだね!」と言われると、いつもより嬉しく感じるものです。

というわけで、かりんさん、今から本屋に走り、美文字練習帳と筆ペンを買いましょう。雑念を追い払うように、字の練習に励むのです。

美文字は一石二鳥にも三鳥にもなります。褒められるだけでなく、友だちの旦那さんが見て「是非、ボクの親友の嫁になってもらいたい!」と、どこかのご縁につながることもなきにしもあらずです。

来年は申年。まずは「申」の字から練習はじめましょう。

今夜の格言:憂鬱な年賀状には、美文字年賀状をお見舞いするべし

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東 香名子

コラムニスト。東京独女スタイル編集長を歴任。1983年生まれ。独身女性の視点から、恋やライフスタイルを分析したジャーナリスティックなコラムを得意とする。雑誌「デートスペシャルなび」で連載中。テレビ、雑誌、ラジオ等各方面で活躍中。電子書籍「モテる!ソーシャル恋愛術」「ここで差がつく街コンテクニック」等。趣味は鉄道。

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