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第6夜~恋愛モードにスイッチが入りません【お悩みトゥナイト】

「結婚できる女になる」ための情報を発信中の「DOKUJO」。しかし、世の中には多くの女子が様々な悩みを抱えています。そんな女子を救うべく、「プロの独身」である編集長・東香名子が、あなたのお悩みに直接お答えします。

お悩み「恋愛モードにスイッチが入りません」

「どうすれば恋愛モードにスイッチが入りますか?結婚したいし、恋したいのですが、出会いの場に繰り出す気が起きません。男に対してときめきも起こりません。私は一生こうなのでしょうか……?」(三丁目のマリーさん/30歳)

編集長・東「恋愛OFFモードの原因は……?」

恋愛モードにならない?荒療治ですが、毎日2件合コンしなさい!なんていっても、できる人は少ないでしょう。

「恋したい~!」と言ってる人に限って、いざ私が「じゃ、紹介しようか?」って言ったら「イヤ、大丈夫!」って突っぱねるの。なんでやねん、とズッこけるわけです。

さて、三丁目のマリーさん、恋愛がOFFモードになってしまった原因は何?「どうせいい男なんていない」と、男の人全員に失望してるんじゃないでしょうか。

さらにその原因は?例えば、過去に嫌なことをされて、それ以来男を避けるようになったとか?ありがちですな。でもさ、男に嫌なことをされたのって、単なる事故でしかない。たまたま運が悪かっただけ。ただの事故だったのよ。事故を起こさない誠実な男性がこの世に存在することを、まず知りましょう。

とはいえ前回も書きましたが、「ろくな男がいないんです」やら「私って男運ないんです~」やら、よく聞かれる。変な男が寄ってくる女って、やっぱりどこかしらに問題があると思うの。たいてい男を見下していたり、「今日の合コンはクソ男ばかりね」と文句たれてたりしない?こりゃ女として、いや、人としてアカンよ。

そりゃあ男って、察してくれないし、浮気性だし、ガサツだし、バカだし、臭いし、いざというときに決断できないし、ちょんぎりたくなる時もあるけどさ。もっと男の人全体の地位を見直してあげて。認めてあげましょう。そうすれば自然と恋愛したい意欲が起こるというもの。

妄想トレイン・ラブ百人組手で恋愛力を鍛えよ

でもでも「どーしても男を尊敬できない!」という重病な三丁目のマリーさんへ。恋愛モードにスイッチを入れるリハビリ実践法、その名も「妄想トレイン・ラブ百人組手」(通称:ラブ組手)です。

百人組手、すなわち、100人と組手稽古を行う空手名人の如し。今日から、電車で見かけた男性100人と、付き合ったと仮定して一人一人妄想デートを繰り広げるのです。これだけで恋愛モードがOFFからONに切り替わります。本当です。

たとえば目の前に、イケメンでいかにもなデキリーマンが座っていたとしましょう。これは戦いやすい相手ですね。頭の中で、どんなふうに告白されたか、誕生日に何をもらうか、どこのデートに連れて行ってもらうかなど、ムフフと想像してください。

「スーツを着ているから、この人はきっと仕事が忙しい。多分出世頭だな。給料日の翌日は銀座でショッピングデートなど、オシャレな関係が育めそう!」など、ここまでしっかり、その人を分析&想像力を働かせて。

え?キモくありませんよ。妄想なのでタダ。誰にもバレることはありません。

続いて、どうにもタイプじゃない男が前に座った場合。ここで「あーコイツは無理、さいなら」と逃げてはいけませんよ。諦めたらそこで試合終了です。一生、恋愛OFFモードのまま。それでもいいんですか?

仮に、ハゲ散らかした非モテっぽいオッサンであっても、実践、いや実戦あるのみです。

「散らかってるけど、本当に女受けしないけど、モテないから私のことすごく大事にしてくれる。彼、取り柄がないけど、すごくやさしいの。すんごくやさしいの。それに……えーと、とにかく、やさしいの。私は彼のやさしさだけで生きていけるわ。髪型は私がプレゼントしたオシャレハットで万事解決。よく見ると、ブルース・ウィリスに見えてきたワァ……キュン!」など。妄想力、すなわち恋愛力を養っていくのです。

一見バカバカしいとお思いでしょうが、これには立派な効果効能があります。男のいい所を見つけられるようになるのです。

おや三丁目のマリーさん、「私はアイドルの××くんで妄想しているわよ!」ですって?ダメです。好きな芸能人や俳優、アニメキャラと組手するのとはわけが違います。無条件で目の前に与えられた男からどんな長所を見つけ出せるか、これが重要なのです。

妄想トレイン・ラブ百人組手を成し遂げた女性は、会社に行っても、合コンに行っても、組手の癖で男の長所を見つけられるようになります。いつも男のアラ探しばかりしていた人でも、男っていいもんだな、と頭の中が勝手に勘違いし、恋愛スイッチをONにすることができますよ。

 【今夜の格言】いま目の前に座っている男と妄想デートをしてみるべし。

東に聞いてもらいたいお悩みを募集!

「恋愛コラムを読んでも、結婚できる気がしない!」「自分の何がいけないのかわからない!」「プロの独身・東から金言を授かりたい!」とお悩みの女子の皆さんからのお悩みを募集いたします。

相談内容はコチラのメール、またはDOKUJO編集長・東の公式Twitterにてご応募ください。

東 香名子

コラムニスト。東京独女スタイル編集長を歴任。1983年生まれ。独身女性の視点から、恋やライフスタイルを分析したジャーナリスティックなコラムを得意とする。雑誌「デートスペシャルなび」で連載中。テレビ、雑誌、ラジオ等各方面で活躍中。電子書籍「モテる!ソーシャル恋愛術」「ここで差がつく街コンテクニック」等。趣味は鉄道。

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