fbpx

【実録】露出狂に遭遇!アラサー女子ライターが警察に通報してわかったこと

まさか自分が。あんなに日々夜道を歩く時気をつけていたのに……

どんなに気をつけていても、絶対大丈夫と言いがたいのが痴漢です。特に気温が上がり始めると、露出狂に襲われる確率も上がります。

そして……筆者も遭ってしまったのです、露出狂に!

世の女性たちの対策になればと思い、今回実際の体験をご紹介することにしました。

どんな状況で露出狂に遭遇し、私はどうしたか?

深夜12時、帰路。

夜道を歩く際は後ろを気にしながら、自分としては防犯を意識した歩き方をしていました。ところが、住宅街の少し細い道のカーブを抜けた辺りで、横にスーっと自転車が近づいてきたのです。見た目は今時の若者、強いて言えばEX●LE風といった風貌でしょうか。しかし明らかに異常だったのは、自転車にまたがりつつスエットを下ろし、陰部が出ていたこと。

その時奴は、何か一言聞き取れない言葉を発し、陰部を見せつけてきました。ここでまず「あ!露出狂だ!」ということはわかりました。

しかし周囲には確実に人はおず、やられた!という気持ちに。それと同時に、これは大きな声をあげて周囲の人に知らせなければならない、という使命感が湧きました。驚いてというより、この危険状況を第三者に伝えるには声しかない、という判断です。かわいく「きゃー」なんて発する余裕はないので、できる限り大きな声で「ぎゃああおおおおお!」のような声を二回発しました。

緊急事態発生!深呼吸をして110番

筆者が奇声(雄叫び)を発したので、露出狂は自転車で一目散に退散。

部屋に入るとすぐ110番……ですが、実は迷いました。警察官に露出狂の話をするのは恥ずかしい、と思ったからです。しかし一方で、犯罪者を野放しにしてはいけないという気持ちも。

1分ほど深呼吸をして冷静に考え、恥ずかしさ>犯罪者を野放しにしてはいけない!と思い、110番をするべきだと判断しました。

そんな状況ですから、誰でもパニック状態になるでしょう。ですが、深呼吸をまずし、110番をすることが大切と思います。

通報、そして事情聴取……私は●●していたことがわかった!

110番をすると男性の警察官が出ました。

まず「事件ですか、事故ですか?」と聞いてきます。ここで、言葉を選ばず、ありのままをバババっと話しました。恥ずかしい、と思って言葉を濁すより、ありのままをハッキリ伝えたほうがいいと思ったからです。電話の先の警察官はゆっくり、しっかり色々聞いてくれます。そこでさらに冷静さを取り戻せたように感じます。

通報からしばらくすると、指定の住所にパトカー2台と警察官が5名ほどやってきました。いよいよ露出狂に遭遇した場所で事情聴取です。その時は同年代の女性警察官もいてくれたので、さらに安心しました。同性がいればいろんなことを話しやすくなるので、そのための配慮だと思います。

事情聴取が進むうちに、犯人の顔、身長、髪型、といった風貌から自転車の車種(ママチャリ?スポーツタイプ?)など、 自分が思っていた以上に多くのことを見逃していたことがわかりました。パニック状態で犯人の特徴を覚えていることは、自分が思っていた以上に難しい作業なのです。

さらに夜道は街灯の明かりしかなく、顔の印象も見えずらいため、犯人の決め手となる特徴やポイントを見る場面は限られています。ましてや、顔を見ようとすれば目と目を合わせなければいけないので、恐怖を感じるものです。

自分の記憶を辿って、思い出せる範囲のことを警察官に伝えました。

通報してみてわかったこと

「自分が不注意だったので」「恥ずかしいから、我慢して警察に言うのをやめよう。」そんな風に思わないことが肝心だと思います。残念ではありますが、どんなに気をつけていても、出会う時は出会ってしまうのです。決して、自分のせいではありません。

筆者が受けたこの嫌な体験を他の女性が味わうことがないよう、そして子どもたちも性犯罪に巻き込まれないよう、近隣住民も守るという意味で、ぜひ110番し、声を上げることが大切だと感じました。

編集部
編集部

女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

>> article
この記事を読んだ人におすすめ