「結婚式に呼ばれるのは憂鬱」独身アラサーの本音
日本人女性の平均初婚年齢は29.2歳。我々の世代を直撃しているゆえに、友人の結婚式に参加する機会が増えるのも必然と言えましょう。
ところが、アンケートによると「友だちの結婚式が憂鬱」と回答した女子は実に47%にろぼることが判明。親しい間柄だから招いてくれた結婚式だけれど、参加するのは憂鬱だというアラサー女性の、結婚式で憂鬱になった瞬間を集めてみました。
ブーケトスに参加した独身女性の中で自分が最高齢
結婚式では定番のイベント、ブーケトス。しかし、まるで晒し者になるかのようなそれは女子のプライドをズタズタに傷つけるようです。
「当時の私は30代前半で、出席者の独身女性ではおそらく最高齢。ブーケプルズはパスするつもりだったけど、独身者全員分のリボンが用意されていたので参加せざるを得ず。完全に罰ゲームでした」(編集/34歳)
「ブーケトスとはいえ、独身者として皆の前に並ばされるのは屈辱」(WEBデザイナー/29歳)
既婚者が次第に増えてきた30代ともなるとブーケトスに参加する同世代は少なくなるし、独身であることもバレバレ。とってもナイーブな問題なのに配慮を欠いた結婚式は正直憂鬱ですね。
周りから結婚の予定を聞かれる
予定がない結婚の件を聞かれるのは苦痛でしかないですよね。同世代の友だちなら空気を読んくれますが、親戚のおじさんやおばさんなどは気安さや世代による価値観の違いなどから、ずけずけと年齢や結婚の予定やらに言及してくることも。
「次は○○ちゃんだね!と言われても、その予定がないので空しくなる」(事務員/31歳)
「親戚達から結婚式の予定を聞かれた。空気読めないおじさんやおばさんに隠すなと絡まれて泣きたくなった。無いものはない!」(メーカー広報/32歳)
「早く結婚しないと子供産めなくなるよ、とか言ってくる年長者や親戚。傷つきました」(営業企画/32歳)
笑顔で大人の対応をすれば調子に乗って説教に発展し、場の空気が悪くなったりして、まさに踏んだり蹴ったり状態に。放っておいてくれたらいいのに!と思ってしまいます。
勝手に出会いをセッテシングされる
新郎新婦が独身のゲストに「幸せをおすそ分け」とばかりに、仲人気取りで出会いの場を設けようとすることがあります。そこにいい人がいればまだしも、お互いが対象外である時などは最悪としか言いようがありません。
「新郎新婦が独身ゲスト同士をくっつけようと、席をシャッフルして合同お見合いみたいな演出をしてきた。いたたまれなかった……」(テレアポ/28歳)
「出会いのきっかけに、と見知らぬ人とテーブルを同席にされた。あなたを祝福しに来てるんだけど、と悲しくなった」(アパレル/29歳)
「独身には新郎新婦の幸せオーラだけでもつらいのに、気遣わせている自分の存在がみじめに思えてきて場違いな理由の涙が……!」(会社員/32歳)
みじめで屈辱的な思いをしても、ムッとした顔をするわけにもいきません。気を使いすぎて結婚式のあとはヘトヘトになり、残るのは嫌な気分だけ。これではますます「結婚式嫌い」に拍車がかかるわけです。
適齢期だからこそ、とってもナイーブな友人の結婚式問題。自分は平常心のつもりでも、周りに気を遣われたり、口出しされたりしたらいたたまれませんよね。もし結婚式で嫌な思いをしたら、自分へのご褒美に好きなものをドカ食いしたり、買い物をするなどして発散して下さい。結婚したらそんな好き勝手はできないもの。独身貴族の優越感に思う存分浸りましょう!