トラブルを回避!意外と知らない「SNS」のマナー
SNSは便利で今や誰にとっても身近な存在ですが、マイルールだけで使っているといつの間にか友だちがいなくなってしまう、なんてことも起こり得ます。リアルな人間関係同様、SNSであっても親しき仲にも礼儀は必要なのです。
そこで今回は「今さら聞けない、SNSのマナー」についてご紹介します。
現実の人間関係に近いフェイスブックのマナー
友だち申請をする際には、まずメッセージで「友だち申請してもいいですか?」と尋ねてみるのがスマートです。
たとえ知人と同性同名の人から申請が届いたとしても「もしかして、なりすまし?」「スパム?」と不安になる人もいます。
自分から職場の女同僚や先輩など新しく知り合った人に申請をする際は、申請時に一言メッセージを添えると親切です。
また、タグ付けする時は友だちの了承を得てからにしましょう。「こんな顔なのにタグ付けして公開するなんて……」となるのは女性のあるある。ほんのささいなことで女の友情にヒビが入ると覚えておきましょう。
大多数の目に晒されるツイッターのマナー
匿名で呟けるツイッターはフェイスブックよりも気軽な存在です。しかし、誰でも閲覧できるものだけに、個人情報やプライバシーに関わることは呟かない方がいいでしょう。 批判的なツイートなどは、攻撃リツイートにあう可能性もあります。
ツイッターの特徴である「リツイート」にもマナーが必要です。よかれと思ってリツイート した情報がデマだった場合、内容によってはフォロワーに迷惑をかけるかもしれません。
情報元が不明な内容が元で、リツイートされた人がバッシングに合う可能があります。リツイートする前に、その情報が正しいかどうか確認するようにしましょう。
会話に特化したLINEのマナー
LINEはアドレスなどからアカウントがわかることがありますが、フェイスブック同様、始める時にいきなりトークを届けたりせずID交換などを行ってから始めましょう。
人によっては、LINEのアカウントを持っていても使わない、友だちの関係でLINEを使い分けている人もいるので、まずは友だちに確認してからがマナーです。
意外と盲点なのがLINEスタンプのマナー。LINEの特徴であるスタンプはかわいいものですが、無意味なスタンプの連打は、相手が返事に困るのでマナー違反です。
女友だちに「街で人気俳優に会った!ヤバイ!スタンプ、スタンプ、スタンプ……」を送る場合も、グループの中には「私は興味ない……」「スタンプありすぎて読みづらい」と感じながら既読している女友だちもいる可能性も。
よほどなことがない限りはスタンプの乱用は控えましょう。また、グループトークの中で一対一になり、ほかのメンバーが入り込めないようなトーク内容になってきたらルームを移りましょう。LINEでできるゲームもありますが、このゲームにおけるアイテムのやり取りは、やっている人同士ならいいのですが、やっていない人にとっては迷惑行為でしかありません。
SNSは相手の顔が見えない分、マナーがおろそかになりがちです。しかし、リアルな人間関係と同様に、相手を思いやることが大切ですね。