今さら聞けない!実はNGな結婚式ファッション4選
結婚式のドレスや小物を買いに行くと、店員さんがコーディネートしてくれたり、アドバイスしてくれたりします。それを参考に買えば安心だと思いがちですが、店員さんの中にはきちんとしたマナーを知らない人もいます。
結婚式は新郎新婦の両親や祖父母、親戚など幅広い年代の人が出席しますから、服装マナーには気をつけたいもの。そこで今回は、今さら聞けない結婚式のNGファッションをご紹介します。
白だけじゃなくクリーム色や薄いピンク色のドレスもNG
「花嫁のウエディングドレスとかぶってしまう白いドレスは避けるべき」というのはよく知られています。実は白だけでなく、クリーム色や薄いピンク色のドレスもNGなんです。
ライトに当たったり外で日光に当たったりすると、白っぽく見えてしまうためです。写真の写り方によっては白にしか見えなくなってしまうこともありますから、淡い色は避けたほうが良いでしょう。
「殺生」を連想させるファーアイテムはNG
意外と知られていないのは「ファーのアイテムはNG」ということ。
若い店員さんだと知らない人も多く、勧めてくることもあります。しかし、ファー=動物の毛皮は「殺生」を連想させるため、結婚式にふさわしくありません。フェイクファーでも、毛が料理や飲み物に入ってしまうかもしれないという理由で嫌がられます。面積の大きいボレロはもちろん、バッグや靴などの小物も避けた方がいいでしょう。
バイカラーはトレンドでもNG
最近は、2種類の色からなる配色の「バイカラー」がトレンドとなっているため、多くのフォーマルドレスショップでもワンピースなどが見られます。普通のパーティーではもちろん着て大丈夫なのですが、結婚式では避けたほうが無難です。
なぜなら、フォーマルドレスは単色無地が基本とされていますし、二色に分かれているバイカラーは「別れ」を連想させます。マナーとして絶対NGだと言われているわけではありませんが、気にする人もいるということを覚えておくとよいでしょう。
ドレスの丈に注意
若いゲストが多い結婚式では、ひざ上丈のドレスを着ている人も多いかもしれませんし、ドレスショップでも「極端に短くなければ大丈夫」と言われるかもしれません。しかし、ひざ頭が全て見えないような丈がベストです。
ネットショップでドレスを買うと、試着ができないだけでなく丈も確認できません。その場合は、手持ちのワンピースやドレスの丈を測って、買おうとしているドレスと比べてみてください。
「せっかくの結婚式だから、おしゃれしてお祝いしたい!」と思う心意気は大切ですが、様々な年代や職業の人が集まる場所では、まずマナーを守ることが第一です。マナーを守った上で華やかにドレスアップしていけば、新郎新婦だけでなく両家のご家族にも喜ばれるでしょう。