「SNSストレス」が乾燥を招く！？驚くべき研究結果が！

女性の健康力向上を通した社会の活性化への貢献を目指す、「ウーマンウェルネス研究会　supported by Kao」（代表：対馬ルリ子／産婦人科医）が1万人の女性の乾燥とストレス意識の因果関係について調査したところ、驚くべき研究結果が発表されました。

ストレスと乾燥意識は比例する！

全身の乾燥状態が気になることを「ドライシンドローム」と言いますが、全体の34％の人がそれに当てはまると回答。そのうちストレスを感じている人が36.8％、感じていない人が15.9％で、ストレスを感じている人の方が約20％も高い割合で乾燥を感じているという結果に。

さらにSNSをストレス要因に挙げている人は5割以上の人がドライシンドロームに当てはまると回答しており、高い割合で乾燥を感じていることがわかりました。

SNSが引き起こす？「新型ドライシンドローム」って何？

この結果に対する専門医は、「ドイマウス、ドライアイ、ドライスキンの要因として共通しているのは、ストレスです。ストレスにより自律神経が乱れると、唾液や涙の量が減ったり、バリア機能が低下し、肌が乾燥するということがわかっています。

また、SNSでのストレスを感じている人の方がより乾燥を感じているという点においては、SNS上での人間関係による精神的なストレスに加え、話す（口を動かす）機械が少ないことによる唾液の減少（＝ドライアイ）やSNS利用による長時間の目の酷使（＝ドライアイ）などの身体的負担もあるためではないか」という見解を述べています。

このようなストレスが要因として考えられる乾燥をウーマンウェルネス研究会は「新型ドライシンドローム」と命名。 「私ってもしかして「新型ドライシンドローム」かも……？」ドキッとした方もいるのではないでしょうか。

「新型ドライシンドローム」対策をご紹介！

乾燥対策のみならず、美容と健康のためには、生活習慣に気を付けることは基本中の基本。しかしなかなか難しいのもまた事実。では実際乾燥してしまった場合はどうすればよいのでしょうか？

【ドライマウスのセルフケア】
・よく噛んで食べる
・保湿ジェル、保湿スプレーを利用する
・ノンアルコールタイプの洗口剤を使う

【ドライアイのセルフケア】
・約40度の蒸しタオルで10分程度温める
・パソコンやテレビの画面の位置は目線よりも下にする

【ドライスキンのセルフケア】
・洗浄剤は刺激の少ないものを。擦らずなで洗いし、よくすすぐ
・入浴は38～40度程度のぬるめのお湯で、保湿系の入浴剤を使う
・洗浄後には必ず保湿ケアを。「セラミド機能成分」配合の保湿剤が効果的
・肌の乾燥、バリア機能低下を招く紫外線対策を行う

いかかでしょうか。SNSも楽しいですが、女性として美容と健康はもっと大事ですよね。これからますます乾燥が気になる季節になりますが、ストレスを溜めず、的確なケアを行ってうるうるボディを手に入れましょう！