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30歳、これからマンションは分譲と賃貸どっちが得?

家賃をこのまま払い続けても自分のものにならない。だったら、いっそのこと家を買おうか…。結婚しないとなれば、悩むポイントは「住まい」であることが多いようです。

結婚や出産を機に、働き方やプライベートと仕事のバランスについて考える女性は数多くいます。一方、30歳という節目の年を迎える女子のなかで、「このまま一生結婚しないかも……」と考えはじめた方もいませんか?

ファイナンシャルプランナーの海老原政子さんに「分譲と賃貸、どっちが得か?」という疑問について聞いてみました。

金銭的な損得より、ライフスタイルの変化に合わせられるかを考える

「よくある比較パターンとして、『平均寿命まで生きると仮定した場合、家賃を支払い続けるケースと、住宅ローンを組んで家を購入したケースでは、どちらがより少ないお金で済むか』というものがあります。

独身女性が家を購入するのなら、経済的な損得ではなく、将来のライフスタイルの変化に合わせられるかどうか、その点をまず検討することをおすすめします!

というのも、家を買うということは、<住所地>と<住居費>を何十年にもわたり固定することに他なりません。賃貸なら単に引っ越しすればよいところが、そうできない不自由さをあえて選ぶことに。

転勤や転職の可能性の有無。そうした働き方が変わるに伴って家計収入が大きく下ぶれするリスクはあるか。ご実家があるのなら、むしろ現金を積み上げ、将来のバリアフリー改築に備えた方が良いかもしれません。結婚の可能性だってゼロではありませんよね。

収入が少しぐらい下がっても、毎月のローンは払い続けられますか?

結婚しても、賃貸に出してその家賃収入でローンを支払うことはできますか?

あるいは、売却時にローン残債が残らないよう頭金を十分用意するなど対策していますか?

ライフスタイルが変わりやすい時期だからこそ、将来の選択肢が狭まらないようじっくり検討してください」(海老原さん)

一生独身を貫く気なら、持ち家はおすすめ

「もしも一生涯独身を貫くという気持ちがある場合は、持ち家を早めに検討することをおすすめします。

なぜなら、定年退職後の生活を支える収入源、年金のことを考えると、現状の家賃を定年後も支払い続けるのは困難な方が多いと予想されるからです。

詳細は省きますが、最近公表された公的年金の見通しでは、経済成長率や出生率、女性の労働参加が進まなかったケースでは、受給開始時にもらえる年金額は現役時収入の35%程度まで落ち込むと試算されています。場合によっては、開始年齢が65歳以降になるかもしれません。

何十年も先のことでイメージがつきにくいかもしれませんが、老後に持ち家があるのとないのでは、定年後の暮らしぶりが大きく変わってきます。

分譲マンションを買うのであれば、

・好みで物件選別するのではなく、「貸しても」「売っても」いい立地や間取りを選ぶ

・住宅ローンは、頭金を多めに準備して毎月のローン支払額を抑え、かつ、定年までに完済できる返済計画を立てる

など注意が必要です」(海老原さん)

住宅購入は、誰にとっても大きなライフイベントですよね。希望的観測ではなく、冷静に、長期的な視点で判断していきましょう!> 取材協力: 海老原政子(えびはら・まさこ) ファイナンシャルプランナー。子育て中の主婦の目線を活かし、生命保険や家計相談などわかりやすい家計改善アドバイスの提供を心がけている。自治体家計相談やコラムの実績あり。

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