ずっと1人でいるの?アラサー女子の前では絶対に言えない「既婚女子の本音」
既婚女子に謎の対抗意識を燃やす独身女子は数多くいます。
実際、筆者がよく顔を出す女子会の中には、独身女子ばかりが集まった「女子会」と、筆者以外は全員子持ちママという「ママ会」という相異なるものが存在するのですが、女子会に参加すると、決まって既婚女子に対する僻みと老後の不安ばかりが飛び交います(笑)。
しかし、ママ会で話題の中心となるのは旦那や子どものことについて。そのたびに、「既婚女子って、独身女子に対して何も思ってないのかな?」なんて思ってしまうのです。
そこで今回は、匿名であることを条件に既婚女子のみなさんから、「本当は独身女子に対して何を思っているの?」ということを取材してきました。
本当にひとりで生きていくつもりなの?
「別にひとりで生きていけるとか、ひとりの方が楽とか言ってるけど絶対に強がりでしょ? だって、そんな人生寂しいに決まってるじゃん。素直になればいいのにと思う」(29歳/主婦)
いきなりズバッと確信をつかれましたよ、女子のみなさん(涙)!でも、言葉って不思議なもので、最初は強がりで言っていたことも、言い続けていると本当に自分はひとりで生きていけるんだと思えるようになるのですよね。
ちなみに、筆者の母親は、「老後もひとりで生きていくなら……」と、大量の個人年金保険の見積もりを私の元に送ってきてくれたことがあります。ありがとう、お母さん。
結婚してから独身女子と張り合う気持ちが消えた
「独身で仕事一筋の子が仕事でどんな成果を出そうが、ふーんって感じ。自分も働いていたときは仕事に必死になっていたけど、結婚してからは競争意識とかが芽生えなくなったのかも」(32歳/主婦)
結婚した女性は競争意識もなくなり、落ち着いてしまう。もしかすると、独身女子だけが既婚女子に対抗意識を燃やしてしまう原因はここにあったのかもしれません。
そうとわかれば、独身女子のみなさんも、その既婚女子に対する僻みエネルギーをもっと別の場所で使っていきましょう! うまく仕事で使うことができれば、今以上の成果を出せる……はず。
会っても昔みたいに会話がはずまない
「独身の友だちとたまに会っても、昔みたいに会話が盛り上がらなくなった。正直、相手の仕事の話や彼氏の話を聞いても退屈だと感じるし、向こうも私の旦那の愚痴や子どもの話を聞いてもおもしろくないんだろうなとか思っちゃう」(30歳/主婦)
あれだけ仲が良かった友だちなのに、なぜ? と思うこともありますよね。でも、共感を大切にする女性にとって、この問題は仕方ないことなのかもしれません。昔は、同じように恋愛や仕事で悩んでは、その悩みを共有し合えていたけど、どちらかが結婚してしまえば、お互いに持っている悩みも自然と変わってきます。
そんなときは、悩みや近況以外の部分で、相手との共通の話題を見つけてみましょう。TVのゴシップネタや、オープンしたお店の話。学生時代の思い出話など、探せばいくらでも盛り上がる話題は見つかるはずです。
楽しそうな独身の友だちを見ると自分が空しくなる
「子どもの夜泣きや旦那とのケンカが続いていたとき、独身の女友だちが女子旅に行った写真をSNSにアップしていて、それを見たらすごく空しい気分になってきた。本当に今の私って幸せなのかな……って」(27歳/主婦)
既婚女子の友だちと話していると、たまに「本当に結婚して幸せになれたのかな」といった本音を聞くことがあります。きっと、彼女は彼女ですごく今の自分に悩んでいるんだろうなと。
でも、心配しないで! きっと独身女子の方がその数倍「私の幸せって何だっけ?」ということで悩んでいるはずだから! ……といったアドバイスをすると、大体の子は元気を取り戻してくれます。独身女子の自虐は、既婚女子の悩みまでも解決するようです。
共通の話題や行動できる時間が変われば、すれ違いが生じることだってあります。しかし、結婚という大きなライフイベントを迎えたことで、付き合い方が変わるのは自然なことです。
昔のように何でも共感し合える仲にはなれないかもしれませんが、昔の思い出話をいつまでも語り合える仲でい続けることはできるはず。既婚と独身という大きな壁を取り除いたときに、初めて、今まで以上の仲になれるのかもしれませんね。
フリーライター/コラムニスト/コスメコンシェルジュ。
高校時代は青春のすべてをギャルサーにささげた生粋の元・ガングロギャル。アパレル販売・営業、ホステスを経て2011年よりライター活動開始。得意ジャンルは恋愛、美容、漫画、ゲーム、レジャー。コラムや取材記事中心にお仕事をしています。
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