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男女で効き目が違う!?思わず買ってしまう商品のキャッチフレーズ

女性にとって買い物は大きな楽しみのひとつ。たとえ財布がピンチな時でも、ウィンドウショッピングをするだけで気持ちが高揚する。なかにはストレス解消に衝動買いをする女子も少なくないのでは?

いまや買い物の誘惑はネットにも及びますが、どんな場所でも一際目を見張るのが「期間限定◯%OFF」「本日限り全品半額」といった訴求フレーズ。あなたもついこれらの言葉に惹かれて、商品を手に取ってしまった経験はありませんか?

女性が限定モノに弱いのは本当だった!?

株式会社協同宣伝が20〜60代の男女1000人に行った「『普段よく見聞きする食料品の訴求フレーズにおける効果』」に関する実態調査でも、これら訴求フレーズにまつわる面白い女性心理が発表されています。

なんでも女性が購入の際、「気になって注意を向けるきっかけになるフレーズ」について調べたところ、順に割合として高かったのが「本日限り」「今なら増量」「期間限定」「お買い得品」「季節限定」だったのだそう。

いずれも限定モノが多く占めていることから、どうやら「女性が限定モノに弱いのは本当だった」と結論づけられるのかもしれません。一方の男性は、順に「本日限り」「お買い得品」「今なら増量」「期間限定」「ワケあり商品」という結果に。

女性に比べて訴求フレーズの影響を受ける割合が、全体的に低いのが特徴的です。とはいえ、「今なら増量」「ワケあり商品」といったフレーズがランクインしていることから、もしかしたら「理屈好きと言われる男性像」が反映されているのかも。

男女差によって購入意欲を高めるフレーズが異なるというのは、まさに男女の買い物仕方が露わになっているようでなかなか面白い結果ですよね。

あなたが弱い訴求フレーズはどんな言葉?

調査ではこのような傾向が表れましたが、今回はさらにこれらの結果を踏まえて男女の買い物にまつわる違いをリサーチしてみました。

「スーパーで買い物していたとき、彼が割引商品ばかり買っていた。歯ブラシやシャンプーとか私生活で使うものだったらまだいいけど、食べもしないお菓子や使いもしないタンブラーなんて買っても……ということは何度かありました。安物買いの銭失いって、まさにこういうことを言うのかも」(27歳/女性/販売)

「俺の彼女はすでにあるのに買っちゃう癖がある。ドレッシングや味噌が切れていた、と言って買ったものが、もう冷蔵庫に入っていたとか。白色のブラウスがないと言いながら、クローゼットの中を整理してみたら案外あったとか……。節約思考は買うんですが、逆効果になっている感はちょっとありますね」(28歳/男性/広告)

どちらも買い物の失敗にまつわる声が集まりました。もしかしたらこれらの失敗は少なからず訴求フレーズが招いたものなのかも。いずれも身に覚えのあることだけに、買い物するときは自分に弱いフレーズを理解することで、今よりもっと賢く買い物をすることができるかもしれません。

【参考】
効き目のあるフレーズ、効き目のないフレーズとは?(株式会社協同宣伝)

写真:Freedigitalphotos.net>

柚木深つばさ

フリーランスライター。「AppWoman」「恋学」「ハウコレ」「愛カツ」「ラルーン」「ウレぴあ総研」「教えて!gooウォッチ」「マイナビニュース」など、女性向けWeb媒体を中心に恋愛、モテテクに関する記事を連載。読者目線を心掛けながら、男女にまつわる素朴な疑問を解決できるような記事作りをモットーにしている。

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