幸せ自慢に自己中人間・・・「女子会って面倒くさい!」と感じる時
たまに男性の方から「どうせ女子会って言っても、下ネタとか悪口ばっかり話してるんでしょ?」「どうでもいい恋愛話で何時間も騒いでいそう」と女子会というものをわかりきったかのようなお言葉をいただくことがあります。
……まあ、実際その通りなんですけどね。それが楽しくて、何度も飽きずに女子会を開いているんですからね。
しかし、仲の良い女子同士が集まることで日頃のストレス発散になる場合もあれば、2度とこのメンバーでは女子会を開きたくないと女子会自体を面倒くさく感じてしまうこともあるはず。
そこで、女子が「女子会って面倒くさいかも」と感じた瞬間について取材してきました。
お互いの幸せ自慢アピールが始まったとき
「ひとりの子が今付き合っている彼との幸せ自慢をした瞬間、それに対抗して、みんながみんな自分の幸せ自慢を話し始めたとき。自分が一番幸せなのアピールをしたがる子が多い女子会は本当に面倒くさい」(28歳/営業事務)
他人と比べることで「私は幸せなんだ」「自分の選んだ道は間違っていない」という確信を得ようとするのは、女性特有の心理。そのような女子が集まれば集まるほど、どうしてもこのような幸せ自慢が始まってしまうのですよね。
でも、それに触発されてその自慢大会に参加してしまえば、自分もそんな女子のひとりとして見られてしまうだけ。他人と比べなくても自分にとっての幸せとは何かに気付いていれば、このような女子特有の自慢話に心を乱されることもなくなるはずです。
常に自分中心の女王様タイプの女子が参加していたとき
「常に自分中心に物事を考える子がいるのですが、他の子の話が盛り上がるとつまらなさそうにしたり、自分が会話に入れない話題が始まると急に不機嫌になったりするんです。その子に気を遣って機嫌を取り続けないといけないので、心からその場を楽しめない」(30歳/派遣)
ここまでくると、女子会ではなくその子の独壇場。女王様とそれに使える女官の宴です。
でも、このようなタイプの女子ほど、自分自身を否定されたり、存在を認めてもらえなかったりすることを、何よりも恐れているのではないでしょうか。それがこんな態度になって出てしまっているんだと思います。
……とは言え、面倒くさいことには変わりないので、本当にこれからも付き合っていきたい子でないかぎり、あまり深入りしないことをおすすめします。
幹事を任された女子会で急なドタキャン者が出たとき
「大人数で女子会の計画を立てると、必ずドタキャンをする子が出る。きっと、『これだけ大人数参加しているんだし、私1人が行かなくても問題ないよね』くらいの気持ちなのかもしれないけど、幹事からすれば面倒くさいことこの上なしです」(27歳/保育士)
急な仕事が入ってしまうときもあれば、自分の体調が悪くなったり、家庭の事情があったりと、当日にならないとわからないこともあります。ただ、そこでごめんの一言で済ませずに、あとあとフォローを入れておいてあげると、次回の女子会に支障をきたすこともなくなるのではないでしょうか?
女子会の場に彼氏を連れてくる子がいたとき
「女子会の場に彼氏を呼んじゃう子。『今近くにいるらしいから呼んでもいい?』とか、マジで空気読んでくださいって思う。彼氏が来ちゃったら話したいことも話せないし、ひたすら『素敵な彼氏だね~』って褒め続けないといけないしで、無駄に疲れる」(26歳/アパレル)
「女子会だと言っているのに、なぜ、男である彼氏を呼ぶ?」といった疑問はさておき、意外にこのような女子もいるのです。「素敵な彼氏がいる私は幸せなの」と見せびらかしたいのか、単純に彼氏を紹介したかっただけなのか、真相は本人にしかわかりませんが、突然連れてこられると他の女子もびっくりしちゃいます。
どうしても彼氏を呼びたいなら、女子会ではなく、彼氏を紹介する食事会といった感じで別の場を設けた方が周りからの反感を買わずに済むかもしれませんね。
きっと、男性だけでなく、同性である女性も、「女子会というよりも、女って面倒くさい」と思ったのではないでしょうか。しかし、筆者はそんな女子会が好きです。もちろん、今回挙げたような面倒くさい女子会には、誘われても参加しませんが(笑)。
大好きな彼とのデートはドキドキやときめきを味わえるという楽しさがありますが、本音をさらけ出しておもいっきり笑い合える女子会は、それとはまた違った楽しさを味わえます。
信頼できる女友だちと、楽しい時間を過ごすことができれば、仕事や恋愛にも良い影響をもたらしてくれるのではないでしょうか?
フリーライター/コラムニスト/コスメコンシェルジュ。
高校時代は青春のすべてをギャルサーにささげた生粋の元・ガングロギャル。アパレル販売・営業、ホステスを経て2011年よりライター活動開始。得意ジャンルは恋愛、美容、漫画、ゲーム、レジャー。コラムや取材記事中心にお仕事をしています。
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