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「子持ち・子なし・ひとりもの」森三中は女の縮図?

「結婚と出産」は多くの女性にとって大きなライフイベント。

ひとりものは「シングル」、結婚したら「妻」、子どもが生まれたら「ママ」。このように3通りのステータスに別れるのが、女の人生で、このステータスが変わると、女性たちはお互いに話が合わないと感じ、疎遠になってしまう……というのはよく聞く話です。

そこで疑問に思うのが、お笑いトリオ・森三中の事実上活動停止報道。彼女たちはちゃんと仲良くやっているのでしょうか。

不仲説が囁かれる「森三中」の今後は?

現在の森三中の活動ですが、3月に村上さんは出産し現在産休中。大島さんは不妊治療に専念するために、活動休止を宣言して、残念ながら3人での活動はしばらく見られなくなりそうです。

また、たまに囁かれる“不仲説”も気になります。出産、治療と理由をつけているけれど、やっぱりソリが合わなくなって活動休止?なんてイジワルな想像をめぐらせたりします。

特に、唯一の独身である黒沢さん。人並みに結婚・出産願望があるとしたなら、かなりツライ思いをしているのではと、同じ独身として密かに同情。

村上さんは出産してママに一番乗りで、大島さんは子ナシながらも、旦那が超ハイスペック。仲間としてやってきた自分以外の2人は、それなりに幸せを手に入れています。

次々に結婚していく友だちを見るのは、一人取り残されているようでチョット孤独。私がこの立場だったら、かなり辛いかも。勝手に「黒沢ガンバレ!」と心の中で叫びます。

友人の結婚・出産を機に疎遠に……

今回の森三中の報道は、結婚・出産を迎えて疎遠になっていく身近な友人関係とよく重なります。

結婚した友だちを平日の夜や週末に誘いづらくなったり、会ったら会ったで、友人は旦那や子供の話、こちらは合コンで出会った誰それの話や、仕事の話で、なんだか噛み合わない。

仲良しグループ内で自分だけが独身というのも「辛い」と孤独を感じてしまう。みんなで集まっても、話題は家庭の話ばかりで自分は入れない。

かつてバカ騒ぎをしていた友人からあふれる「落ち着いた奥様オーラ」から逃げるように、距離を置いてしまう……。

皆さんもこんな経験、一度はあるのではないでしょうか。このように「既婚の友だちとの付き合い方が分からない!」という悩みを抱えるという女子の話はとてもよく聞きます。疎遠になっていく仲良しグループは後を絶ちません。

森三中!疎遠にならずに復活を

既婚と独身って、生活パターンや日々考えていることが違うので、話題が合わなくなってくるのは仕方のないこと。

ひょっとしたら森三中の3人も、結婚や出産を機に、少しずつ「距離」を感じるようになっていったのかもしれません。彼女たちはこのまま分裂、いや解散してしまうのでしょうか。

学生時代の友だちと結婚・出産がもとで分裂したグループをいくつも見てきた女子にとっては、この3人の不仲説は「女の縮図」を見ているようで切ないもの。

女同士の付き合い方に悩んでいる私たちのためにも、3人そろって仲良しの姿で、お茶の間に再び登場してほしいもの。心から強く願う日々です。

東 香名子

コラムニスト。東京独女スタイル編集長を歴任。1983年生まれ。独身女性の視点から、恋やライフスタイルを分析したジャーナリスティックなコラムを得意とする。雑誌「デートスペシャルなび」で連載中。テレビ、雑誌、ラジオ等各方面で活躍中。電子書籍「モテる!ソーシャル恋愛術」「ここで差がつく街コンテクニック」等。趣味は鉄道。

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