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甘いものはストレス解消に効く?チョコレートの上手な食べ方

チョコレートの原料のカカオは古代では薬にされていたほどの栄養価の高い食べ物です。滋養強壮剤として使われていました。そのぐらい栄養価が高く、栄養成分も豊富に含まれているのです。

 

カカオ豆をすりつぶしたカカオマス、カカオ豆から抽出したカカオバターそれにミルクや砂糖を加えて、今私達が食べているチョコレートになります。80%が脂質と糖質になります。カロリーが高いのは材料を見てもわかりますね。

カカオに含まれている体に良い成分ってどんなものでしょう?

・カカオポリフェノール

カカオの苦味や渋みやチョコレートの色の成分で抗酸化作用、体の老化の原因といわれている酸化物質を取り除く作用があります。コレステロールの酸化を防ぐので動脈硬化の予防や生活習慣病の予防効果があり、アレルギーの抑制効果も報告されています。

 

・テオブロミン

これも苦味の成分の一種です。脳内のセロトニンに働きかかけるので食欲を抑え、リラックスさせる効果があります。カフェインと同じシャキとさせる効果がありますが、カフェインに比べと緩やかに効いてきます。脳を刺激するので集中力がアップし気分をリフレッシュさせてくれます。

・リグニン

食物繊維です。リグニンは便のかさを増して、便通を良くするので、肌荒れを防ぎます。血圧を下げる効果が期待できます。

・ミネラル

カルシウム、カリウム、鉄、マグネシウム、亜鉛などのミネラルを含んでいますので、代謝アップがあるといわれています。

上手にチョコレートでストレスを解消するには?

チョコレートは脳に作用する成分のテオブロミンにリフレッシュ効果がありますね。そのほかにも体にいい成分も含まれています。でも毎日毎日たくさん食べたら、リフレッシュはしたけれど、脂肪もついてしまった……ということになってしまいます。

毎日ではなく疲れてチョコレートが食べたくなったときに、コーヒーや紅茶、ハーブティーなど好きな飲み物と一緒にカカオの含有量の高いチョコレートを食べるといいですね。1日のおやつのカロリーに換算すると40~50gの間になります。カカオの成分もしっかりとってリフレッシュしてくださいね

写真:Freedigitalphotos.net

岡野ユミ

「食べ痩せダイエット」の第一人者。「食べてきれいに痩せてリバウンドしない」をテーマに、若い女性から経営者まで広く自己管理ができるダイエットを指導。
栄養士、肥満予防健康管理士上級講師、ダイエットアドバイザー、美肌マイスターとして多くのセミナー、講座を各地で行う。ダイエット食品・サプリメント開発のアドバイザーとしても活躍。「週刊文春」等雑誌・ラジオなどメディア出演、連載多数。株式会社アリオール代表

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