友だちからの「子どもの写真付き年賀状」についてのアラサー女子の見解は?
今年の年賀状、あなたのもとには何通届きましたか。お正月が過ぎると「ハァ、今年も結婚式や子どもの写真の年賀状がたくさん来たよ……」なんて憂鬱な声がちらほら聞こえてきます。
友だちからの「子どもの写真付き年賀状」について女子はどう思っているのでしょうか。周囲に調査してみると、うれしい派とそうでない派に分かれるようです。
「純粋にうれしい」「特に気にしない」派
まずは「うれしい派」の声から紹介します。
「子どもの友だちの成長を見られるのが純粋にうれしいです。特に遠くに住んでいる子だと、どんな生活をしているのか写真で教えてくれるので、とてもいいと思います。『ちゃんとママやってるな~』と和みます」(26歳/SE)
「私は子どもが大好きで、毎週のように子どものいる友だちの家に遊びに行っています(笑)。だからチビたちの写真付き年賀状も大歓迎。どれもかわいい写真ばかりでした。
あまりにもかわいかったので、それを写メして別の友だちに送ってしまったほどです(笑)。嫌だという人は、心が狭いのでは?」(30歳/音楽関係)
「心が狭い」とチクリと刺すような意見も飛び出しました。続いて、「あまりうれしくない」という人たちの声を聞いてみましょう。
「落ち込む」「うれしくない」派
「友だちからの年賀状を見て毎年『おいてけぼり』を感じてしまい落ち込みます。もちろん送る側には悪気はないし、『送らないで』とも言えず。いっそ年賀状という制度がなくなってほしいです」(34歳/受付)
自分より先に人生を歩んでいく友だちと自分を比べて落ち込む、という意見は多く聞かれました。
「友だちも一緒に写っているならまだしも、子どもだけの写真には興味がありません。毎年『うちの子の成長記録を見て!」といわんばかりの年賀状を送ってくる友だちがいますが、家族・親戚以外に喜んでいる人はいるのでしょうか」(32歳/製造)
「私は子どもの友だちではないので、子どもしか写ってない年賀状は特にうれしくないですね」(28歳/IT)
このように「写真付きでもいいけど、せめて友だちの顔も見たい!」と言う人も結構いました。
家族写真の年賀状は「シングル・ハラスメント」!?
結婚や出産を経験していない女子からすると、幸せそうな年賀状は一種の「シングル・ハラスメント」と受けとってしまう人もいるでしょう。
そんな女子の気持ちを察してか、近年では既婚者向けと独身者向けと、分けて年賀状を作るという人もいるそうです。
送る方は悪気があって送っているわけではない。しかし、どこか傷ついてしまう女子たち。誰も悪くないところが、解決の難しい問題といえるでしょう。
写真:FreeDigital
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