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トマトの赤い成分「リコピン」は白美肌の頼もしい味方

12時間目:抗酸化作用を持つ「リコピン」を摂取してピカピカお肌に!

「リコピン」って何?

動物や植物の持つ黄色、オレンジ、赤、紫などの色素で、カロテノイドの一種です。

リコピンはその中でも、とくに活性酸素を除去する抗酸化作用が強く、紫外線から肌を保護し、美肌効果も期待できる嬉しい成分です。

「リコピン」が含まれる食品

トマトが代表ですが、すいか、ピンクのグレープフルーツ、あんず、グアバ等にも含まれます。

トマトの場合、完熟した赤いトマトに1㎏あたり約50㎎のリコピンが含まれるのに対し、未熟なトマトには約5㎎しか含まれていないと言われています。

「リコピン」の上手なとり方

ホールトマトの缶、トマトピューレ、トマトソースなどトマトの加工品からも摂取できますし、トマトジュースでも一日に必要とされる15㎎のリコピンを手軽にとることができます。

リコピンは熱に強い性質を持ち、油との相性も良いため、油を使って調理をすると吸収率が高まります。さて、今回はお勧め料理、ラタトゥユのレシピをご紹介します。


■材料
完熟トマト3個、ズッキーニ2本、玉ねぎ2個、ピーマン(緑、赤、黄色など)4個、なす4本、ニンニク2~3片、オリーブオイル大匙2、 固形スープ1~2個。

■作り方
①野菜は大きさをそろえて大きめに切る。ニンニクは大きいスライスにします。
②鍋にトマト、玉ねぎ、ズッキーニ、ピーマン、なすを重ね、間にニンニクも入れます。これを二回くらい繰り返して野菜の層を作ります。
③固形スープを1個投入し、弱火で野菜が持つ水分だけで煮ていきます。野菜から水分が出てきたら一度味見をして、足らないようなら固形スープを加え味を調えます。蓋をして20分くらい煮込み、仕上げにオリーブオイルをかければ出来あがりです。

パンと一緒でも、パスタに使ったり、焼いた肉や魚の上にソースとしてかけても美味しくいただけます。冷蔵庫で3日くらいもちますので多めに作って楽しんでください。

~美魔女のささやき~

リコピンは比較的簡単に摂れる美容食材です。とくにトマトはそのままでも食べやすく、サラダや、パスタのトマトソース、トマトジュースなどで日常的に取り入れやすい食材です。

抗酸化作用が強いので生活習慣病の予防にもつながります。女性に嬉しい美肌、美白効果が期待でき、シミやそばかすの原因もリコピンが消去してくれます。

ちなみにトマトはパックするよりは食べる方が効率的です。ただし、これも人で実験したデータはありません。

普段はひとつの成分ですべては変わりませんと言っている私も美白、美肌の誘惑に勝てず、人体実験をすることにしました。毎日トマトを食べるか、トマトジュースを飲むようにしています。はたして私の肌は美白され、美肌になるのでしょうか???

岡野ユミ

「食べ痩せダイエット」の第一人者。「食べてきれいに痩せてリバウンドしない」をテーマに、若い女性から経営者まで広く自己管理ができるダイエットを指導。
栄養士、肥満予防健康管理士上級講師、ダイエットアドバイザー、美肌マイスターとして多くのセミナー、講座を各地で行う。ダイエット食品・サプリメント開発のアドバイザーとしても活躍。「週刊文春」等雑誌・ラジオなどメディア出演、連載多数。株式会社アリオール代表

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