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増え続けるアラサー女子たち!将来はアラサー女子文化・コミュニティが発達する

今年の6月に発表された「子ども・子育て白書」によると、50歳の時点で結婚歴のない人の割合「生涯未婚率」が男性が2割、女性が1割を突破したことがわかった。

この数字は今後も増えていくと予測される。

将来は独り身が大量発生する?

生涯未婚率の上昇が世間をにぎわす中、「今や3組に1組は離婚する時代」と言われるように、離婚率も高い水準を示す日本。 こうなると、未婚であれバツありであれ、私たちの老後は独り身が多く発生するのではないだろうか。この時代に私たちはどう生きるべきなのだろう?

結婚をしないと決めた女子は友だちの“子育て待ち”

出版社に勤めるAさん(40)は、今後の人生で結婚はしないと決めた女子の一人。孤独や不安を感じないのか、と聞くとそうでもないらしい。 「周りには、私のような女子がたくさんいますよ。彼女たちと食事に行ったり旅行に行ったり、いつも遊んでいるので寂しさはないですね。

30半ばになるころから、離婚する友だちも増え、グループにカムバックしてきました。彼女たちも、私たちと一緒に“独身”を謳歌しています。

また、20代で出産した友だちはそろそろ子どもが大きくなるころ。子育てのために遊びから一線を引いていた友だちも、子どもの手が離れてまた私たちと遊ぶようになる。私はその“子育て待ち”なんです」と語る。

友だちが結婚・出産して寂しい思いをしている女子も、Aさんのように「今は子育て待ちの時期」と考えれば、寂しさも紛れるかも。

オタク文化のように“女子文化”を日本から発信?

将来、女子がどんどん増えていくならば、女子が生きやすい、まったく新しいコミュニティが形成されていくに違いない。

かつて「負け犬ブーム」で一世を風靡した酒井順子氏も著作の中で、オタク達が培ったアニメが今や日本を代表する文化になったように、年を取ってから下手に子どもを産むより、私たちの文化の発展を考えたほうがお国のためになるかも・・・と言っている。

そう考えると、一生結婚しないという選択も案外悪くないと思えるのである。

編集部・東

コラムニスト。外資系金融の受付を経てフリーへ転向。独身女性の視点から、恋やライフスタイルを分析したジャーナリスティックな コラムを得意とする。

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