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宝飾界のスーパールーキー!パラジウムがブレイク寸前

ジュエリー業界である素材が注目を集めている。その名も「パラジウム」。

注目度は業界関係者に「2012年はパラジウム元年だ!」と言わしめるほど。

ブレイク間近の新素材・パラジウムの正体とは。

プラチナとは似て非なる逸材!

「パラジウム」とは、プラチナと同じ白金属に属し、プラチナと同様に白い輝きを放つ金属。

日本ではあまりなじみのない素材だが、希少性が高く、世界的に注目を集めている。

注目すべきはその価格にある。プラチナに比べると、パラジウムの価格は半値以下。

たとえば、プラチナだと8万円する指輪が、パラジウムだと3万円で購入可能だ。

安いからといって、低品質というけではない。プラチナのような美しい輝きはもちろんのこと、軽いが硬度が高く丈夫で、酸化・変色することもない。

また、歯科合金としても使用されており、他の金属に比べてアレルギーの影響が少ないという特徴もある。

“結婚指輪=高値”を覆す!パラジウムのポテンシャル

硬いので傷がつきにくく、輝きが失われることもないのでパラジウムは、一生モノとしても十分な価値がある。 これまでプラチナが主だったブライダルジュエリーだが、パラジウムも徐々に存在感を示してきている。

低価格ゆえ、あまりお金をかけずに結婚式を挙げる若いカップルにも人気だ。

パラジウムのブライダルジュエリーを展開するブランド「

ORTADA」のデザイナー・渡辺尚代さんは「パラジウムは今世界から注目が集まる素材です。これからファッショナブルで可愛らしいデザインがどんどん発信されていくので、たくさんの方につけていただきたいです」と話す。(画像は

ORTADAの”letter”)

高まるファッションラインへの期待

現在ファッションジュエリーで主流なのはシルバーや金だが、これらはやわらかいので傷がつきやすく、酸化や変色するのが欠点。 だからといって、硬く、酸化・変色のないプラチナには、普段使いには手が出ないという人も多いのでは。

パラジウムならば、低価格でプラチナ並みのジュエリーが入手可能。まさに低価格高品質の素材で、今後ファッションラインへの展開が熱望視される。

ブレイク必至のパラジウム。流行に敏感な女子ならば、是非ともチェックしておきたい。

編集部・東

コラムニスト。外資系金融の受付を経てフリーへ転向。独身女性の視点から、恋やライフスタイルを分析したジャーナリスティックな コラムを得意とする。

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