夢の沖縄移住計画③~移住資金の目標は300万円!ハードな節約作戦その1~
長年の夢だった島暮らしを実現すべく、彼氏と別れる道を選んだ私。準備から今年、2011年5月1日の移住までの体験をリアルに綴っていきたいと思います。夢をかなえるために頑張っているあなたと一緒に、楽しみながら進んでいけたらいいな。
一人きりになってみて、軽くなった気持ち
「島暮らし」への夢実現スイッチをオンにした私。ぬるま湯のような恋愛を捨てきれずにぐずぐずしていましたが、女子の先輩方のアドバイスにより改めて奮起、終止符を打つことができました。
別れたその夜、「やっぱり寂しいかも」、「彼、いい人だったなあ」……なんて、後悔に似た思いを抱くかと思ったのですが……案外さっぱりしていました。強がりではなく、夕食を作り、入浴後に眠る、ごく普通の生活をごく普通に行うことができたんです。
恋愛、悔いなし。きちんと悩んで向き合ったから不安や後悔もなくなったのだと思います。
彼氏に会う時間がなくなった分、私は増えた一人の時間を楽しむようになりました。自分のために作る毎日の食事、自分の生活を支えるための仕事もすべて前へ進むためのもの。
一人になってこんなに気持ちが軽くなるとは思いもしませんでした。それまでの私は一人でいることの不安や依存にずいぶん縛られていたのだと思います。
自分に気合を!節約作戦開始!
一人の自由を満喫しはじめた私でしたが、楽しんでばかりいても夢実現の道のりは近づきませんよね。元来ゆるい方向に行く性格ですから、「この生活でいいかもしれない♪」なんて思ってしまえばおしまいです。
それではいけない!
気合を入れなおすべく、私は改めて10年目標を眺めました。そのなかで私が気合をいれられて、まだまだ改善の余地ありと見たものは……そう、お金です。
当時の私の貯金といったら、それはそれは悲惨なものでした。幼少時にもらったお年玉貯金の数万円ぐらいしかなかったんです。
移住をするには引越しの費用やある程度の生活資金が必要になってきます。
- 引越し費用:20万円(運送代、沖縄で購入するベッド、自転車など)
- 賃貸物件初期費用:20万円
- 生活費:月20万円×12ヶ月(年金、健康保険込み)
- そのほか:20万円(生命保険、当座の医療費など)
何があっても不安にならないように、一年間生活できるだけの資金、合計300万円を10年の目標で貯めようと私は思っていました。
しかし、一年間で数十万円しか貯めれないようでは、夢実現はなかなか近づきません。私は軍資金を早期に集めるべく、ハードな節約作戦を決行しました。
またもやパソコンを開き……家計簿シートを作る
ハードな節約作戦と言ってみたのはいいものの、具体的にはどうしたらいいのか……。そんなときには形から入るのが著者。
再びパソコンを開き、無料でダウンロードできる家計簿シートをもとに、自分なりに項目を変えて作った家計簿のシートを毎日つけるようにしました。
作ったはいいものの、それに満足して続かなくなったらおしまいなので、現状と理想の内訳を並列してチェックできるようにしてみました。
自分を律するのはレシートから
家計簿をつけはじめて、最初に起こった変化。それはレシートを捨てなくなったことです。
大切な日々の買い物記録であるレシートをむざむざと捨てるわけにはいきません。私は買い物をするたびに執拗にレシートをもらい、それにもとづいて家計簿に数字を記入していきました。
このレシートを捨てないことでひとつ嬉しい効果もありました。買い物をしすぎてしまうと当然数枚レシートが財布に挟まるので、目に見えてお金を使ったと意識が生まれます。
そのため、「ちょっと買っちゃお」というムダ使いが減ったんです。
レシートは自分を律する大切な札。次回はハードな節約作戦の具体例をご紹介していきますのでお楽しみに♪