素敵な出会いも待っている?アラサー女子のためのバーデビュー講座
いいことがあった日は、バーで1杯。あこがれるけど、なんだか敷居が高い。そんなバー初心者のあなた、お待たせしました!思わずやみつきになる、バーの世界へようこそ。
Contents
メインは音楽?お酒?それとも、友人とのおしゃべり?
ひとくちに「バー」といっても種類はいろいろ。ダーツをしたりサッカーなどのスポーツ観戦で盛り上がれるスポーツバー、葉巻とウイスキーをたしなむシガーバー、夕方からバータイムに切り替わるカフェバー……これだけでも悩んでしまう。
まずは、自分がバーでどう過ごしたいかを考えるといいだろう。おおまかな特徴別に、初心者におすすめのバーを参考までに挙げてみよう。
「ジャズバー」
- 定期的にジャズライブが催される(その場合、ライブチャージがかかる)
- 音楽がメインのため、私語NGのところもある
- テーブル席が多い印象
- バーテンダーと話しにくい雰囲気のため、注文はメニュー表が頼り
- あまり人と話したくない気分のときは○
「ショットバー」
- カウンター、ずらりと酒瓶が並んだ棚の「いわゆる」バー
- メニューの相談などバーテンダーとの会話が基本
- 1杯ごとに支払いができるシステムのお店も
- フードメニューが高い
「ダイニングバー」
- フードメニューの種類が多く、食事もOK
- わいわい話せる雰囲気
- バーの中では価格が割安、店の雰囲気もオープンで入りやすい
バーは単にお酒を飲むだけの空間ではない。音楽にも酔いたいならジャズバー、新しいお酒を開拓するならショットバー、女子会で会話も楽しみたいならダイニングバーなど目的によって選ぶ店も変わってくるのだ。
ショットバーに行ってみよう
ドラマや小説に出てくるようなバーといえば、やはりショットバー。ショットバーというと硬派な響きだが、女性がひとりで気軽に入れる店も多いのがこのバーの特徴でもある。
一組あたりの人数が2人程度の少人数であること、バーテンダーが客によく気を配っていることがその理由だ。
初めて訪れる際、気をつけたいのは時刻。慣れた人などは「バーは22時以降が本番」と言うが、その店の常連客が多いのもその時刻だ。
早めの時刻に訪れれば客も少なく、バーテンダーとも会話がしやすい。何度か足を運べばバーテンダーが酒の好みを覚えてくれる。すると何を注文しても、自分好みの1杯に。
こうなると居心地の良さは筆舌に尽くしがたいものとなる。
気になる「バーのマナー」
バーのマナーがあるとすれば、それはひとつ。「雰囲気を壊さないこと」。
たいていのバーは、ラフすぎなければジーンズも問題ない。香水は、酒の香りを邪魔しないように控えめ、もしくはつけないほうが無難だ。大きな声で話したり、酔いすぎはマナー違反。バーを訪れる目的は雰囲気を楽しむことでもある。
また、1杯にかける時間は20分程度を目安にしよう。あまり時間をかけると、冷たいカクテルも温まってしまうし、氷を浮かべたものなら水っぽくなってしまう。おいしい酒をおいしいうちに飲むというのもバーのマナーのうちなのだ。
わからないことはバーテンダーに訊け!
「お酒に詳しくない」「お酒は好きだけど、強くないし……」というあなた。そんな人にこそ、バーがおすすめ。
アルコール度数や価格、色、甘さ、その日の気分……。希望はすべてバーテンダーに伝えよう。そこからどんな1杯が出されるのかも楽しみのひとつ。
わからないことは無理しないで聞くことが気楽にバーで過ごすコツである。
ちょっと勇気を出してドアを開けてみよう。そこには今までにない居心地の良さがあるかもしれない。