[第4回]しぐさ美人が鍛えるべきカラダの部位は?-ニューハーフ的しぐさ美人研究所
“しぐさ”の重要さをわかっているのに、きちんと活かされていない女性が非常に多い。なぜだろうか? それは”しぐさ”をうまく表現するための土台が鍛え上げられていないからだ。土台とは「背中と腰」のことである。今回はしぐさ美人になるためには絶対に欠かせない「背中と腰」について取り上げてみた。
腰のクビレは美しい!
ウエストのクビレを作るには、腹筋と一緒に脇腹の筋肉を鍛える必要がある。
この筋肉を鍛えるために効果の大きい簡単な方法がある。湯船の中で行うエクササイズだ。
体育座りをして腕を水平に上げる。
背中を浮かせ、踵を浮かせる。この状態だけでも腹筋は鍛えられる。
ここに、腰をひねる動作を加えるのだ。
右手で左足をタッチ、左手で右足をタッチする。これで、普段のエクササイズよりも効果的に鍛えることができる。
ウエストのクビレは、女性らしさを演出するためには絶対に欠かせない存在だ。このクビレがあるからこそ、あらゆる”しぐさ”が活きてくる。
次に腰のリズムを覚えよう!
まずはじめに、歩く姿をよりスッキリと綺麗にさせることができる、腰のリズムを覚えよう。
腰のリズムとは、歩くときの重心と起点の動作関係のことを言う。
重心はへそから指3本下にある、「丹田」に置く。起点は左右の腰骨にあり、腰を触ったときに飛び出ている骨がそれである。
重心と起点を意識して、内腿をするぐらいに前へ前へ交差するように歩く。そして、着地の時に腰を少し横に落せば綺麗な”しぐさ”となるのである。
背中美人は姿美人!見えないところに美人の秘訣が隠されている!?
腰や脚の手入れはできても、背中の動きはどうすればいいのか、とよく聞かれる。
背中についた脂肪は、なかなか落とすことができない。そのためにも、日頃から意識し鍛える必要がある。
ヨガの『犬のポーズ』は背筋を鍛え、ストレスも解消できる。難易度は高くなるが『壮美(ダンス)のポーズ』は、背中・腰・脚を同時に鍛えられる。
腰のクビレを作る、浴槽エクササイズも有効である。
あなたは洗髪の時、どのような恰好で行っているだろうか?
前傾姿勢で洗髪していないだろうか?
この場合、 立って背中を少し反るようにして、シャワーを使って洗髪して欲しい。
この背中のラインは”しぐさ”に限らず、佇まいや立ち姿を活かし、美しさを演出してくれるのである。
丸めない!寝かせない!美しい女は伸びている!
美しい女性に共通しているもの。それは背筋が伸びていることである。
背筋を伸ばすとは、胸を張るということだ。緩やかな「し」の字をイメージすると、綺麗なラインになる。
座っているときも立っているときも、重心は丹田ということを忘れないで欲しい。
これまで第3回に渡って、「手首」・「指」・「脚」の”しぐさ”を紹介してきた。
せっかく女性らしい”しぐさ”を身に付けたのであれば、その魅力を最大限に引き出せなければもったいない。
真のしぐさ美人になるためには、「背中と腰」の土台作りが不可欠であることをお忘れずに。