[第2回]”指のしぐさ”をマスターしよう!-ニューハーフ的しぐさ美人研究所-
美しい”しぐさ”を身に付けようとしても、簡単にできることではない。しぐさとは身体のあらゆる部位が連動して初めて完成されるものである。 そのため、美しいしぐさを身に付ける近道は、一つ一つを分解し丁寧に練習することだ。 前回は手首の”しぐさ”をご紹介した。今回はその手首と連動することで、より実践に役立つ『指のしぐさ』をご紹介したい。
指はあなたを映し出す鏡!?
意外に知られていない、男性の視線が集まる身体の部位をどこだかご存知だろうか?それは手である。
そんなことを言われなくても手のケアを欠かさない女性は確かに多いだろう。
手肌の手入れや無駄毛の処理はもちろんのこと、ネイルにこだわる女性はとても増えている。
しかしながら、指の”しぐさ”に注目している女性はどれほどおられるだろうか?
どんなに見た目の美しい手を手に入れても、指先ががさつな動きをしていたら男性はたちまち幻滅してしまう。
体の中で顔と同じように、美しさも醜さも表現できてしまうのは指なのである。
言い換えれば、指はあなたを映し出す鏡と言っても過言ではないだろう。だからこそ、指の動きには最善の注意を払いたい。
まずは指の関節を滑らかに動かす訓練をしよう!
美しい”しぐさ”と、関節の滑らかさは密接に関わっている。前回ご紹介した『手首のしぐさ』でも滑らかさは要求される。
関節の動きが硬い・鈍いでは、マネキンになってしまうからだ。日頃から関節を滑らかに動かす訓練をしてみてほしい。
湯船の中で円を描くように手首を動かす。右回り、左回りと関節を鍛えるのである。
指は小指から順繰りに動かし、第一関節から全ての関節に意識を集中する。
慣れてきたら逆送りにする。
通勤中に少しでも時間があれば、手首と指の体操をして滑らかにしておくといいだろう。
指の基本姿勢は「卵を持つような」形である。グーでもパーでもない、ニュートラルな力加減が美しい”しぐさ”を可能にしてくれる秘訣である。
美しい”しぐさ”は、柔らかさにあった!?
更に実践的な話をしたい。グラスを持つときは、掌をグラスに付けない。人差し指を除く4指で持ち、人差し指は添えるだけ。
カップの場合は、大きさにもよるが人差し指と親指でつまみ、残りの3指はそれを支えるように軽く握る。
傘を持つときは、人差し指・中指、親指で持つ。これらの指の形に加えて、前回学んだ手首の”しぐさ”も決して忘れてはならない。
何度も言うが、決して指に力を入れすぎてはいけない。そうすることで、柔らかさを表現できるのである。関節が滑らかになることで、自然と柔らかさが生まれる。
指の状態を毎日チェックすることも忘れずに!
もちろん、指の状態を毎日チェックすることも怠ってはいけない。
1.無駄毛の処理はできているか
2.乾燥はしていないか<
3.むくみはないか
4.爪の処理、T
Oに合ったネイルであるか
5.指の動きは滑らかか
大まかに言うと、この5つがポイントになる。なかでも4と5は重要だ。多く見かけるのが、その場に不釣合いなネイルをしている女性だ。
そんな指で仕事をする気か?家事をする気か?と呆れてしまうことが本当に多い。
夜の仕事なら華やかにする必要があるだろうが、普通の生活に戻れば、そんな過剰な装飾は必要ない。
美しい”しぐさ”とは、女性の持つ「柔らかさ」であり、世の男性たちが求めているものである。