マカオ超一流ホテルのミシュランレストランでグルメ三昧![グルメ編]
マカオの楽しみはギャンブルだけではありません!グラマラスな超一流ホテルが集結しているだけに、最高品質のグルメが味わえます。
DOKUJO編集スタッフYukiが実際に訪れたマカオのミシュランレストラン2つを紹介したいと思います。
ミシュランガイド in マカオ!
Entry#1 Hotel Wynn澳門(ウィンマカオ)の『永利軒(Wing Lei)』
スワロフスキーのクリスタルドラゴンがお出迎え!ド派手なエントランスの永利軒(Wing Lei)でセレブディナー! 永利軒(Wing Lei)はホテルWynn澳門(ウィンマカオ)1階にあります。Wynn澳門はマカオ半島の中心地にあるアメリカ・ラスベガス拠点のホテルチェーンです。
外見も内装もド派手な中国系ホテルに比べて、とても上品で且つゴージャスな内装のホテルです。
カジノ場は撮影禁止ですので、悪しからず。
Wynn澳門はとても広くて何度も道に迷いました。
ようやく、辿り着いた永利軒(Wing Lei)のエントランスのド派手さに圧倒されました。
中国人が金色と朱色が大好きであることはわかりますが、何もここまでしなくてもいいのでは?
なぜ、レストランの入口をこんなに不気味な色合いでへんてこな造詣に仕上げてしまったのだろう? 余計に入りづらくなってしまうではないか。
恐る恐るそのド派手な円形のエントランスをくぐると、店内は明るく、世界最大の巨大なクリスタルドラゴンが飾られていました。
このクリスタルはスワロフスキーの特注だそうです。
一体、値段はいくらしたんだろう??1000万円っていうレベルじゃなさそう。
後でわかったことですが、ここは点心が美味しいそうです。でも、こんな高級店で点心だけでお腹一杯になってはもったいない気がしますね。
観光で歩きつかれた私にとって今欲しいものはすっぱいもの!ということで、最初に頼んだのはサンラータン(右)。
すっぱいながらも、野菜の旨味がしっかり出ていて美味しい。疲れた身体にこの酸味はヤバイ! 一気に疲労回復できました。
次に冷菜。中華風に味付けされた茄子の上に鶏と白ねぎが盛られている。盛り付けもおしゃれで見た目がグッド!
きゅうりとにんじんの千切りを酢しょうゆであえて、スライスされたクラゲが上に盛り付けられている。クラゲの食感が楽しめてこちらも美味しい前菜です。
いろいろな野菜を練り上げたものの片側に海苔をつけて油で揚げたもの。
さくさくした食感で、白ゴマの風味も味わえます。私はこれが一番好きです。
左は日本でいうと野菜のうま煮ですね。仕入れている食材がいいのかな?
普段日本の中華料理屋で食べるよりも、油っこくなく上品な味で美味しくいただけます。
こちらは白菜ときのこ、麩(ふ)のようなものを醤油だしで煮たもの。
この中国の麩(ふ)のようなものの食感が若干コリコリしていて美味しかった。
麩(ふ)という表現が正しいかわかりませんが、食感はとてもふわふわしたものでした。
この店は全体的にさっぱりした薄味なので、たくさん食べられることができます。
もしかしたら、牛の内臓の一部かもしれません。このメニューはウェイターさんのおすすめで注文しました。
Entry#2 Hotel ALTIRA(アルティラ)の『AURORA(オーロラ)』
ホテル最上階にあるゴージャスな内装のイタリアン。
ミシュランの一つ星レストランがこんなにリーズナブルでお腹一杯になれるのは嬉しい。
Hotel ALTIRAは中国人資本家が数年前に購入したそうですが、以前はオーストラリアの資本家がホテルCROWNという名前で営業していました。
AURORA(オーロラ)はミシュランガイドの1星のイタリアンレストラン。ジャンルは『北イタリアン料理』だそうです。
入り口を撮影してなかったのが悔やまれます。店内は広々として天井も高くて、赤を基調としたゴージャスな雰囲気の内装です。
高級でスタイリッシュなバーラウンジという印象のせいか、ランチで訪れたのに、夜の雰囲気がします。
ここのレストランはHotel ALTIRAの10階にありますが、ちょうどこの上の11階には、東京・丸ビルにも出店している老舗てんぷら屋『天政』が入っています。
なぜ天政が入っているかというと、ALTIRAのオーナーが以前から天政のてんぷらの味に惚れ込んでいたからだそうです。
話はAURORA(オーロラ)に戻します。
ランチメニューは、前菜とパスタ、メインの3つが選べて198パタカ(約2500円)で味わえます。
前菜の野菜の写真を取り損ねました。バルサミコドレッシングがかかっている典型的なイタリアンサラダでした。普通に美味しかった。
前菜の次はパスタです。私はトマトとエビのリングイネを注文しました。
あっさりした味のソースですが、エビの味が利いて深みがあります。
相方はサーモンのクリームソースのフェットチーネを注文。
濃厚なクリームソースがパスタとパンにもよく合います。これもグッド!
メインは牛肉フィレステーキです。やっぱりここはフレンチではなくイタリアン。盛り付けも豪快でボリューム満点!
こちらは、塩とオリーブオイルベースのソースの白身魚。こちらもボリュームあって食べ応えあります。
マカオは世界中の高級食材を呼び寄せるエネルギーを秘めている!
香港よりもマカオのほうが美味しい料理が味わえるという意見が多いそうです。確かに、マカオの一流ホテルにある一流レストランを食べ歩けば、十分満喫できます。
今や富の象徴となっているマカオ。その富のエネルギーが中国本土のみならず、世界中の高級・高品質な食材を呼び寄せているとすれば、日本人もその恩恵に与らない手はないでしょう。<おしまい>