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「早く結婚しろ」議員よりも酷?心底傷ついたシングルハラスメント

「早く結婚しろ」議員よりも酷?心底傷ついたシングルハラスメント

都議会での「早く結婚しろ」やじが物議を醸していますが、女子なら一度は「早く結婚しろ」というシングル・ハラスメントを受けたことがあるのでは。今回は心底傷ついた既婚友だちからの発言について聞いてみました。

「結婚しないなんて親がかわいそう」

「私が仕事で結婚どころではないのを聞いて、友だちが『●●ちゃんはいいかもしれないけど、親がカワイソウ……』と両親に対して同情されました。

私の両親は自分の仕事を応援してくれているし、私が独身であることに悲しんではいないはず。それに仲のいい友だちに『親不孝』と思われているなんて……なんだかすごく嫌な気分になりました」(28歳/マスコミ)

アラサー女子が親のことを言われると、とても複雑な気分になりますよね。結婚して親孝行したい気持ちもあるし、仕事もがんばりたいという気持ちもわかります。

「結婚してない子ってやっぱり共通点があるよ~」

「女子会で既婚のA子がいきなり『結婚してない子って、やっぱ共通点があるよ。たとえば、理想が高いとか、協調性がないとか……』と話し始めました。

『独身の私たちをくくって共通点を見つけるなんて……』と女子組は興ざめ。見下しているような発言にドン引きしました」(31歳/アパレル)

既婚女子ならではのアドバイスなのかもしれませんが、シングルハラスメント漂う言葉で伝えてきたようですね。「女子の分析」はあまり気持ちのいいものではありません。当事者は軽く人格否定されたような気分になってしまうかも。

「もう望みないもんね」

「子宮の病気を繰り返し、独身のうちから出産は難しいのかな、と思い始めた私。そんな中、私の体調を知る友だちに『もう望みないもんね。私が代わりに産むから任せて!』と言われてびっくり。あまりに思いやりのない軽い言葉に、思わず席を立ってしまいました」(33歳/金融)

自分から「出産できないかも……」と口にするのは良いですが、他人が言うのは反則でしょう。「望みがない」というお言葉、かなり傷ついたとお察ししますが、「望みがない」なんてことは決してありませんよ!

「結婚は良いよ、早くしなよ」→いざ結婚が決まると……

「前々から『結婚はいいよ~!早く結婚しなよ!』というシングルハラスメントを繰り返す友だちにウンザリしていました。最近私もプロポーズされたので、『私もやっと結婚するよ』と報告しました。

喜んでくれるかと思いきや『おめでとう。でも結婚って、結婚してからが大変だから。この前なんかね……』と結婚生活の愚痴が始まりました。結婚してようがしまいがこの仕打ち……もしかして私、嫌われてる?」(29歳/不動産)

うんざりするようなシングルハラスメントを乗り越えて、明るい未来を夢見ていたのに、今度は結婚生活のネガキャン。彼女がどういう心理なのかは謎ですが、あまり気にせずに、がんばってください。

都議会だけでなく、あなたの身近にもあるシングルハラスメント。うまくかわして、独身生活を楽しみたいものですね。

 

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東 香名子

コラムニスト。東京独女スタイル編集長を歴任。1983年生まれ。独身女性の視点から、恋やライフスタイルを分析したジャーナリスティックなコラムを得意とする。雑誌「デートスペシャルなび」で連載中。テレビ、雑誌、ラジオ等各方面で活躍中。電子書籍「モテる!ソーシャル恋愛術」「ここで差がつく街コンテクニック」等。趣味は鉄道。

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