『スーパー・チューズデー～正義を売った日～』（5組10名様）

元選挙公報マンの劇作家ボー・ウィリモンが実体験をベースに執筆した戯曲を、今や最も新作が待たれるフィルムメーカーのひとりとなったジョージ・クルーニーが映画化。

マイク・モリス知事（ジョージ・クルーニー）の大統領選挙キャンペーンで戦略担当を務めるスティーブン（ライアン・ゴスリング）は、決戦のカギとなるオハイオ州予備選でライバル陣営から極秘面会を持ちかけられる。

資金集めや中傷合戦、陰謀めいた裏取引が当たり前のデリケートな選挙戦のさなか、敵陣営との接触はご法度のはずだった。

その禁を犯し、やがてモリスの一大スキャンダルを知ることになったスティーブン。彼の輝かしいキャリアは、予測不可能な運命によって転がり落ちていく。

そして、とりわけ多くの州で予備選が開催され、大統領選の天王山とも言われる“スーパー・チューズデー”。まさに合衆国大統領候補が決まるその前夜、勝つために手段を選ばぬモラルなき世界で、最後に“正義”という魂を売るのは誰なのか。

すでにゴールデングローブ賞では作品賞をはじめ、主人公を演じるライアンが主演男優賞、共演のジョージ・クルーニーは脚本と監督でダブルノミネートされ、名実ともに成功を収めつつある本作。

アメリカ、フランス、ロシア、韓国で大統領選が行われ、中国でも指導者が交代する2012年。

国際情勢の“激動の年”と言われている今年に観ることで、またたまらない面白さを感じることは間違いない。

お堅い政治ドラマとは一線を画す、実際の大統領選挙を題材にした極上のサスペンス、そして濃密すぎる人間ドラマ。

骨太の脚本、息をつかせぬリアルな演出、見目麗しさと演技力をかね備えたキャストと、三拍子揃ったエンターテイメントを、ぜひ劇場で！

■作品名：「スーパー・チューズデー～正義を売った日～」
■上映：2012年3月31日（土）より丸の内ピカデリー他にて全国ロードショー
■監督：ジョージ・クルーニー
■原作：ボー・ウィリモン「ファラガット・ノース」
■出演：ライアン・ゴズリング、ジョージ・クルーニー、フィリップ・シーモア・ホフマン、ポール・ジアマッティ、マリサ・トメイ、ジェフリー・ライトほか
■公式サイト：スーパー・チューズデー～正義を売った日～
■著作表記：(C)2011 Ides Film Holdings, LLC
■配給：松竹

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