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【芸能記者レッド】2015年流行語大賞に過去最大の「疑惑」が?

吉本興業ホームページより

1日、「2015ユーキャン新語・流行語大賞」の表彰式が都内で行われました。毎年恒例になった流行語大賞の発表ですが、その結果に異論、反論が爆発するのも恒例になりましたね。それは、どう考えても「これ流行語か?」とみんなが疑問に思うからです。今年は過去にないほどの疑問が発生しました。

まず、年間ベスト10に選ばれた言葉は「爆買い」「トリプルスリー」「アベ政治を許さない」「安心して下さい、穿いてますよ。」「一億総活躍社会」「エンブレム」「五郎丸(ポーズ)」「SEALDs」「ドローン」「まいにち、修造!」でした。

問題は、年間大賞です。選ばれたのは「爆買い」と……「安心して下さい」ではなく「トリプルスリー」でした。「爆買い」は納得ですが、「トリプルスリー」って何?何のこと?

これはプロ野球で、打率3割以上、本塁30以上、盗塁30以上を記録した選手がいたから、そのことを「トリプルスリー」と言ってるようです。野球好き以外の人は誰も知らない言葉でしょう。

2020年に東京でオリンピックが開催されますが、そこで野球が種目に選ばれるか微妙な状況。世界的にみれば、野球はマイナーなスポーツで人気がまったくありません。ただ日本では大人気なので、野球業界はなんとかしてオリンピック種目に入れたいのはわかりますが……まさか流行語大賞にまで政治力が及んだのでしょうか?

この結果を見ると、そう思われても仕方ないですよ。そこまでして野球を入れたいのか?

選考委員のやくみつる氏は「選考委員の各委員は、政治的なスタンスはあると思います。それによって何かを左右することはございません。純粋に時代を反映した作業を楽しんでいるわけでございます。

これはけしからん、あれはけしからんと主催者側におっしゃる方がいると伺いました。そういうのは圧力になったり、狂気にもなりかねない世知辛い世の中です。みなさんの中でわいわいやっていただく分には結構なんですが、直接持ってこないでねと申し上げたい」とコメントしていましが……「流行語大賞」としているのなら、批判されないような言葉を選ぶべきでは?

「トリプルスリー」よりも、とにかく明るい安村(33)の「安心してください」。なんとかトップ10には入り、受賞のあいさつで安村さんは「大賞が欲しかったですが、8.6秒バズーカーとクマムシがトップ10にも入れなかったので僕が代表では入れてよかったと思います」と芸人を代表しコメント。

大賞を受賞した芸人は一発屋で終わってしまうというジンクスがありますが、安村さんは「安心して下さい、来年もいますよ」と宣言しました。来年は海外での活動をにおわす発言もしていますが、この芸風なら外国人にもウケるかもしれませんね。

この日は藤田二コル(17)が、他で行われた会見に登場し、そこで「流行語大賞に二コルンビームが入ってほしい」とアピールしていました。ただ審査員は年配ばかりなので10代の文化知識が乏しく「二コルンビーム」を知っているかはナゾ。そもそも、今年のノミネート50語には「二コルンビーム」が入っていませんが、二コルさんは知らないようで我が道爆走。

会場にいたモデルの池田エライザ(19)も、「二コルンビーム」がノミネートされなかったことに気がつかず、このままでは流行語大賞は一部の日本人のイベントになってしまうのでは?

芸能記者レッド

この道10年の雑誌記者 online loans with bad credit。様々な芸能ウラ事情に精通。Twitterはこちら

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