「何様なの?」ネット女子が森三中・大島に嫌悪感を感じるワケ
森三中の大島美幸(36)が、ネット女子から嫌われ始めているようだ。
放送作家の鈴木おさむ(43)と結婚後、妊活を経て2015年に長男を出産。様々な困難に立ち向かう姿は多くの感動を呼んだ。また、夫婦揃って妊活と育児休暇を宣言したことも、多くの支持を得るきっかけともなった。
しかし、出産後から批判の声も目立つようになった。
「なぜ上から目線?」大島の説教にネット女子憤慨
今回は、23日放送の「解決!ナイナイアンサー」(日本テレビ系)での発言が批判を浴びている。オリックス2軍に所属する堤裕貴内野手(22)の妻・木口亜矢(30)に対し、いきなり説教を始めたのだ。
「本当に危ないですよ。戦力外通告のテレビ1回見ました?見てます?」と木口を問い詰めただけでなく、「(野球選手は)どうせダメになっちゃうの。やめちゃうの。また次の建設業とかやってもまたダメ。どうせダメなの」と憂いた。
この大島の態度に対し、女性向け掲示板「ガールズちゃんねる」からは冷ややかな声が集まっている。
「大島、最近うざくなってない?気のせいかな」
「なんか大島さん、結婚して子供産んでからどんどんエラそうでウザくなってきてる」
「え、何様?(笑)たとえそうだとしても、大島さんに言われたくないと思うよ」
「なんで上からなんだよ」
「ここまで部外者に言われたら腹立つわ。旦那さん可哀想」
「その通りかもしれないけど、人の結婚にとやかく言わんで」
木口は昨年11月に結婚したばかりの新婚。そんな新妻に対し、大島は野球選手との生活をもっと真剣に考えろとも聞こえる説教をしたと、多くの人は感じたようだ。
また、自分の反省を口にするならともかく、人様の旦那のことをいけしゃあしゃあと口にしてしまうのもよくない、といった声も上がった。たしかに大島は森三中のメンバーとして芸人生活が長く、いじってナンボの世界で生きてきたのだろう。しかし、新婚でいろいろと不安が募っているだろう新妻に説教できる立場ではなかったのかもしれない。
その大島に対し、「上から目線だ」「偉そうだ」という批判の声が集中している。
マタニティハイ?なぜ大島は嫌われるのか
しかし大島に対する嫌悪感を感じる人は、以前からいたよう。それが決定的になったのが、バラエティ番組で放送された「出産シーン」だ。その時は、
「妊活してる人たちに悪いといいつつ、幸せアピールっすか」
「おめでたいけど、マタニティハイで残念なかんじ」
「テレビで流す必要は無いね。家族だけで見ればいいのに」
という声が集まった。医療系の番組なら百歩譲ってあるかもしれないが、このバラエティ番組は世界各国の風景や文化を伝えるもの。どう考えてもお門違いだ、という意見が多くみられた。
また、そもそもテレビで流すこと自体がおかしい、という意見も。一生懸命に妊活してきた大島とその夫からすれば、全世界の人に知ってもらいたい!という気持ちかもしれないが、日曜のゴールデンに出産を見せられても……という心持の人が多かったようだ。
さらに最近放送されたバラエティ番組でも、番組MCの安住紳一郎アナ(42)を授乳室に連れ込み、母乳を飲ませる姿を見せたり、無理矢理おしめを替えさせた。そこでも、
「授乳室はやだよ。観てて嫌悪感しかないわ」
「え?マジで?安住さんかわいそう。完全に大島さん浮かれてるね」
「こんなの、誰が面白いと思うの??」
と、不快感をあらわにしているネット女子が目立つ。
どのコメントを見ても、出産や育児を無理に笑いに変えようとしている姿勢、そして母親になったことで「これこそが最上の幸福」とでも言わんばかりの幸せアピールをしていることに、デリカシーがないと感じている人が多いようだ。
出産は非常にデリケートな問題だ。特に流産や不妊治療を経験した女性にとっては、おめでたいことでも手放しには喜べないだろう。大島自身も経験したことなので、同じ悩みを持つ女性たちの励みにしたいと考え、自ら身を削ってメディアに出演しているのかもしれない。
しかし、デリケートな問題だからこそお笑い芸人である大島が「笑い」に転化させることは非常に難しく、力を入れれば入れるほど「笑えない」状況を作り出してしまっているのかもしれない。
産休から復帰した大島。ママ芸人として、新たな笑いを築くことはできるのだろうか。