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「心に響かない」“アナ雪”歌手May J.がネット女子に嫌われるワケ

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出典:May J.(@MayJamileh)(Twitter)

多くのヒット曲はあるが、老若男女に人気を博した曲といえば、ディズニーのアニメーション映画「アナと雪の女王」の主題歌「Let it go~ありのままで~」だろう。そして、この日本語版主題歌を担当し、一躍ブレイクしたのが歌手のMay J.(27)だ。

しかし、多くの苦悩もあったという。初の著書「私のものじゃない、私の歌」(16日発売)のイベントで、“アナ雪”ブームが加速するにつれてバッシングされてしまった当時を振り返った。

「歌は上手い、でも……」ネット女子が嫌うワケ

当時は、「バッシングの声が頭に入ってきて歌に集中できない時もあった」と語り、いかに自分のスタイルを確立するか、について悩んだという。しかしネット女子からは、厳しいコメントが寄せられている。女性向け掲示板「ガールズちゃんねる」に集まっている声を見てみよう。

「May J.は歌唱力はあるのに、心がこもってないように聞こえちゃいます」

「上手いとは思う。でも、カリスマ性はないよね。下手でも、もう一度聞きたいって歌手はいるのに」

「歌は上手いと思うけど、その前に『私、歌上手いのよ。伝わるでしょ?』感が強すぎてなんか無理」

「歌手と言うより、カラオケ名人のイメージが強くて。あと華が無いのが最大の欠点」

「歌が上手い素人さんって感じ。全然歌が心に響いてこない」

「関ジャニの番組で持ち上げ過ぎた印象がある。元々が何枚かCDも出してる歌手であるのに、企画がカラオケの物だったから良くなかった気がする」

最も目立ったのは、May J.の高い歌唱力は認めるものの「心に響かない」という意見だった。

その原因は、まず松たか子(38)が影響しているようだ。松は、本作で日本語吹き替えを担当し、劇中のキャラクターに扮し「Let it go」を歌った。そしてMay J.は、エンディングに流れる日本語版主題歌を担当。2人が同じ曲を歌ったせいで両者が比較されてしまい、「松の『Let it go』」の方がイメージが強くなってしまったようだ。

そして、松はキャラクターを声で演じたこともあり、情感があり感動的と思った人が多くいた。そのため、一方のMay J.は「歌が上手いだけ」と、物足りなさを感じさせてしまったのかもしれない。

そしてもう一つは、「華がない」ことが理由のよう。彼女を一躍有名にしたのはバラエティ番組のカラオケ企画。そのイメージを強く持っているネット女子が多いことから、「カラオケ上手の素人」と感じている人が多いことが伺えた。

ネット女子が考えるMay J.に「足りないもの」

May J.に対して厳しい声が聞こえる中、ネット女子からは彼女の「復活策」も寄せられている。

「誰か、彼女にオリジナルの代表曲を作ってやって」

「ありのままの姿見せたいのなら、オリジナル曲が売れるよう頑張ってね。いつまでもカバーばかりじゃ、ありのままじゃないでしょ」

「本当に実力あるんだったら、オリジナル曲だってヒットするよ(笑)」

「Let it go」のブレイク後もシングル曲やアルバムをリリースしてきたが、どれも目立ったヒットはない。そのため、ネット女子たちは「オリジナルの代表曲を持つべき」という声が多く見られた。また、「実力があればオリジナル曲もヒットする」という声もあり、これからの活動が重要であることを指摘している。

May J.自身の「ありのまま」の姿が認められるのは、いつになるのだろうか。

編集部
編集部

女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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