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真面目でセクシー?韓国人男性に惹かれる女子が増えている

ウォンビンやチャン・ドンゴンなど、韓国にはセクシーな俳優が多い。いや、俳優だけではない。

韓国が身近になった今、巷でも韓国人男性に惹かれる日本人女性が増えている。

見た目には見えないが、女だけが感じる独特の色気―それは一体どこから来るのだろう。

一番の要因は“生きることに対する真剣さ”ではないだろうか。私たち日本人には理解し難しい感覚だが、韓国の隣りには同じ民族でありながら土地を分断された脅威国家がある。有事に備えて避難訓練も定期的に実施されるという、戦争と隣り合わせの国なのだ。

そんな背景もあり、平和ボケと揶揄される日本人に比べ、韓国人は一秒一秒を濃く、一所懸命に生きている。いつ死ぬかもわからない、そんな切迫した生き様が男たちをセクシーに見せているのでは。

また兵役義務もファクターの1つに挙げられる。若者は軍隊へ行き、厳しい訓練で鍛え上げられ、一人前の男として帰ってくる。

彼らからは、守ってくれそうな頼り甲斐や、男の強さがにじみ出る。“草食系男子”と持てはやされている日本人よりも、韓国人男性に惹かれるのは、もはや女としての本能なのかもしれない。

セクシーな男代表!俳優・ウォンビンの素顔

セクシーな韓国人男性の代表といえば、映画「アジョシ」が好評だった俳優・ウォンビンだ。日本では“韓流四天王”として第一次韓流ブームを作ったうちの1人だが、今だ日韓で根強い人気を誇る。

彼の魅力はセクシーさはもちろん、役者としてひたむきに生きる真面目さにある。1996年にデビューし、ドラマ「秋の童話」や映画「ブラザーフッド」などで俳優としてのキャリアを積む。2005年軍隊に入隊のため、表舞台から一時姿を消す。

しかし翌年、足の怪我が原因で軍を除隊されてしまう。これは、即戦力つまり使い物にならないことを意味し、韓国では“男として失格”と認識されてしまう。当時は本人もかなり落ち込んだそう。

除隊されたからといって、ウォンビンはすぐに芸能活動を再開させたわけではなかった。4年間、精神・体力共に鍛え上げてから芸能界に復帰したという、かなり真面目な人物なのだ。

ウォンビンの役者魂ここにあり

もともと前に出るタイプではなく、寡黙でアート志向の強い俳優であるというウォンビン。そんな彼が「映像を通して自分を表現したい」と、役者としてのこだわりをムービースチール「ビタースウィート・ノスタルジア」に収め、話題となっている。

脚本、監督、演出、出演をすべてウォンビンが担当。愛する女性を失った一人の孤独な男の日々を描く。

内容はセリフなしのモノクロ映像で、血だけ赤く映し出されるという、かなりアーティスティックなもの。小道具1つをとっても彼が選んだという、こだわりにこだわりぬいた作品だ。

本作品は、韓国100%エンターテインメントチャンネル「Mnet」 で4月21日(土)午後10時より放送予定。クオリティの高い映像美で、ファンならずともチェックしておきたい作品だ。

編集部・東

コラムニスト。外資系金融の受付を経てフリーへ転向。独身女性の視点から、恋やライフスタイルを分析したジャーナリスティックな コラムを得意とする。

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