安室奈美恵、チケットあるのに入場拒否?ラストツアーでのトラブルが話題に
今年9月での引退を表明している歌手の安室奈美恵(40)のライブで、チケットを持った人が会場に入れなかったというトラブルが起こった。
引退を目前にした安室の最後のライブツアーのチケットは、発売と同時に完売。チケットは高額転売を防ぐために、入場時に厳しい本人確認が実施されている。
そんな中で起こったのが、今回のトラブル。
今月2日に、東京ドームで開催された安室のライブチケットを正規ルートで手にし、本人確認のために精神障害保健福祉手帳を提示したところ「国が発行したものではない」と、入場を拒否されたという人がTwitterで一連の出来事を投稿。
Twitterの投稿によると、複数の会場スタッフに掛け合ったものの、入場が認められずに帰宅。帰宅後にチケットの販売元に問い合わせをすると、精神障害保健福祉手帳が本人を証明するものに該当することが確認されたが、今度は「(手帳を)見せた証拠がありません」と、まるで嘘を吐いたかのような対応をされたとのこと。
さらには、精神障害保健福祉手帳で本人確認ができることは注意事項にしっかりと記載されているにも関わらず、「どうしてこれで入場できると思ったのですか?」と質問されたり、「返金も振り替え席の用意も一切しません」という回答があったそう。
投稿者は「手帳を利用して訴えるつもりではなく、運営のせいで入場できなかったので返金して欲しいだけ。それ以上は求めない」としているが、現在も運営サイドの返答は「返金はしない」に変わりはないそうだ。
このトラブルに、ネットにはどのような声が寄せられたのだろうか。
かわいそう……完全に運営サイドのミス!
ネット掲示板ガールズちゃんねるには、このような声が寄せられている。
「返金だけじゃ済まないよね。楽しみにして来てこんな仕打ち……慰謝料か代わりのチケットくらいは必要だと思う」
「これはアカン。代金の返金もなしとかありえない」
「かわいそう。楽しみにしてたよね。せめて返金するべきだわ」
「運営スタッフの責任」
「運営スタッフの知識不足。開催しといてその程度の知識もないのはいかがなものかと」
「スタッフによってかなり確認の仕方がバラバラだった。免許証提示だけで顔も見ず通すスタッフもいれば何度も顔をチェックするスタッフも」
正規ルートでチケットを入試して、本人確認ができるものとして認められていた手帳で入場できなかった人がいたことに、同情するコメントが多い。
そして、このトラブルは完全に運営サイドのミスで起こったものであり、返金も謝罪もしないことには非難が殺到している。
また、実際にライブに行った人は、入場時の本人確認はスタッフによってかなり違っていたとも証言している。
チケットの転売問題で本人確認を徹底することも重要ではあるが、対応するスタッフが共通の知識をもつことも必要であり、運営サイドには大幅な意識改革が必要だろう。
安室ちゃんは悪くないのに……引退前にかわいそう!
非があるのは運営サイドであるのに、とばっちりを受ける安室がかわいそうだというコメントも多い。
「安室奈美恵、謝罪しそう」
「悲しいね。安室ちゃんも心苦しいと思います」
「これは酷い。安室ちゃんのせいではないし、こんなことが起きて、安室ちゃんもショック受けてると思う」
「この件はおそらく安室さんの耳にも入ると思う。とても残念に思うんじゃないかな」
安室にとっては、引退前の最後のライブツアー。安室が悪いわけではないのに、安室のライブで起こったトラブルとなれば、安室の名前が出てしまう。
最後に”ファンを楽しませたい”と集中している安室にとって、自分のライブでトラブルが起きたと聞けば、どれだけ悔しいことだろう。
また、SNS上では入場できなかった人への心無いコメントがあるという。
「Twitter覗いてると、親身になって運営に怒ってる安室ちゃんファンが多いけど、逆に安室ちゃんの引退に泥を塗るなって怒ってるファンもいてなんだかな……」
安室の最後のライブに水を差したのは、入場できなかった人でも、安室本人でもないことを忘れてはいけない。
過ぎてしまった時間は戻らないが、入場できなかった人のために運営サイドが真摯に対応して、一刻も早く解決してくれるようにと願いたい。
鳥井ハニ(とりいはに)
フリーライター/「旬でなければネタじゃない」をモットーに、芸能ニュースを中心に執筆。世の中の関心事をすべて拾い尽くすことを自分に誓い、ワイドショーやバラエティー、ドラマのチェックは365日欠かさない。