山口達也、事務所の対応が最悪?ジャニーズ崩壊で生き残るのは誰?
アイドルグループTOKIOの山口達也(46)が、強制わいせつ容疑で書類送検されていたことが発覚したのは、今月25日のこと。事件発覚から5日が経ったいまでも、ワイドショーのトップニュースとして取り上げられている。
26日に緊急記者会見を行った山口は、事件当日は泥酔して酩酊状態であったことを説明。相手が女子高生であることを知った上で呼び出したことに、何度も謝罪の言葉を述べていた。
そして会見では、ジャニーズ事務所が「山口を無期限の謹慎とする」ことも発表されたが、ネットでは「いつか解除される可能性のある謹慎処分では甘すぎる」と、指摘する声があがっていた。
山口の事件から、ジャニーズ事務所の動向に注目している人も多い。どのような声が寄せられたのだろうか。
ジャニーズ事務所の対応がずさんすぎる?
Twitterでは、ジャニーズ事務所の対応についこのような声があった。
「ジャニーズは公式に被害者保護と被害者詮索をやめさせるコメントを出すべき。じゃないとセカンドレイプを助長している。山口達也を再入院させてる場合じゃない。守るべきは被害者や被害者に間違われている子たちだ」
「山口くんの件でヒガシまで謝罪してたんだね。リーダー始め、国分くん、松岡くん、長瀬くん、小山くん、加藤くん、表に立つジャニーズは皆謝罪して責任を感じてた。なのに事務所のトップはなぜ表に出てこない」
「ジャニーズはなんで出てきて謝罪しないの?示談成立で解決したと本気で思ってるの?」
ジャニース事務所の対応について、山口を無期限の謹慎処分としたことが”甘い”というだけでなく、様々な面において”ずさんである”と指摘されている。
また、被害者の女子高生に対して「キスくらいで騒ぐな。ハニートラップでしょ?ついていく方が悪い」などと責める意見が出ていて、SNSでは女子高生を特定するような動きまであるが、ジャニーズ事務所は「示談が成立している」と発表しただけである。
事務所が所属するタレントを守るようにと動くことは、当たり前のことである。しかし、今回の事件で何よりも優先するべきなのは、被害者の女子高生であることを忘れてはいけない。
事件発覚後に被害者が守られていない現状を、ジャニーズ事務所は把握していないのだろうか。これでは、ずさんさを指摘されるのも当然だろう。
ジャニーズ事務所がなくなっても生き残れそうな人は誰?
ネット掲示板・ガールズちゃんねるには、ジャニーズ事務所の存在が危ぶまれているということから「ジャニーズ事務所がなくなっても生き残れそうな人」というトピックが立ち、コメント数が伸びている。
「中居くん。自分の番組もってるし司会業で生き残りそう」
「生田斗真は俳優だから大丈夫」
「グループ売りしてない人は大丈夫そう」
「ニノとか岡田くんの演技は好きだから、生き残れそうだなって思うけど実際どうなんだろうね?本人達も自分はジャニーズだからいろんな仕事がもらえるんだって自覚してそうな気もする」
「ソロになって大成する人いないもんね。事務所自体なくなったら無理なんじゃないか」
アイドルとしてだけでなく、司会業や俳優業で活躍できているのであれば、ジャニーズ事務所の名前がなくても活動が続けられるのではないかという意見がある。
しかし、個人の仕事が成功しているように見えるのも、ジャニーズ事務所に所属していることが強みになっており、本人もそれを自覚しているのではないかとも言われている。
ゴリ押しや忖度というワードが出て、世間に嫌悪感を持たれることもあるが、人気アイドルを多く輩出したジャニーズ事務所の手腕は評価されているのだ。
たくさんのファンがついていて、山口の事件を、TOKIOのメンバーやジャニーズ事務所の先輩や後輩が、重く受け止めているところを見ると、良い人材が揃っているように思われる。
それを、ジャニーズ事務所自体が台無しにしていることはもったいない。まずは山口の件で、被害者の女子高生がいるということを、軽視しないような対応を早急にするべきだろう。
鳥井ハニ(とりいはに)
フリーライター/「旬でなければネタじゃない」をモットーに、芸能ニュースを中心に執筆。世の中の関心事をすべて拾い尽くすことを自分に誓い、ワイドショーやバラエティー、ドラマのチェックは365日欠かさない。