山口達也、無期限謹慎は甘い?連帯責任を口にするメンバーに「複雑な気持ち」という声も
自宅マンションで女子高生に無理やりキスをしたなどとして強制わいせつ容疑で書類送検された、アイドルグループTOKIOの山口達也(46)が、26日に都内で緊急記者会見を行った。
会見の最初に同席した弁護士が「ジャニーズ事務所は山口を無期限の謹慎とする」と、決定したことを発表。
事件の経緯が弁護士から説明された後に、山口は「世の中を騒がせてしまったこと、被害者の方、友人の方、家族の方、お怒りの方、呆れられてる方、心配してくれている方、応援してくれている方のためにも、処分が決まる前に説明させていただくことになりました」と、会見を開いた理由を説明。
検察の処分が決定していないために、話せることに制限があるとした上で、酒で体調を崩して入院していたことや、事件当日は泥酔して酩酊状態であったことを説明。そして、相手が女子高生だったということも分かった上で呼び出したと明かし、「怖い想いをさせた」と、何度も謝罪の言葉を述べた。
また、書類送検されたと分かってから、誰に相談していいのかも分からず、所属事務所への報告が遅くなり、TOKIOのメンバーにはまだ自分の口から話せていないということも会見で語られた。
ジャニーズ事務所による山口の処分が「無期限の謹慎」と発表されたことに、ネットにはどのような声が寄せられたのだろうか。
無期限謹慎は甘い?引退するべき?
ネット掲示板ガールズちゃんねるには、このような声が寄せられている。
「引退の間違いでは??」
「芸能界追放だよね。普通なら」
「無期限謹慎って……復帰する気あるの?無理だよ。潔く引退しなよ」
「狩野英孝もすぐ戻ってきたからな。もう無理でしょう。潔く引退を」
「無期限じゃなくて、解雇にしなよ。処分甘い」
ジャニーズ事務所が山口を無期限の謹慎と決定したことに、処分が「甘すぎる。引退するべきだ」という意見が殺到している。
山口のしたことは許せるようなものではなく、いつか解除される可能性のある無期限の謹慎では、甘すぎるという意見があるのも当然だろう。
しかし、この無期限の謹慎という発表も、検察の捜査が終わっていない今の段階の一時的なものである可能性がある。検察の処分が決定したあとに、ジャニーズ事務所がどんな判断をするのかに注目したい。
TOKIOが解散するのは惜しい?でもメンバーが受け入れたら軽蔑する?
山口の会見と前後して、メンバーからのコメントが発表された。どのメンバーも、山口がしてしまったことを重く受け止めており、連帯責任を負うつもりであると表明している。
山口には厳しい処分が下って当然ではあるが、山口が”TOKIOのメンバーのひとり”であると考えると、複雑な想いがあるようだ。
「TOKIO解散するのかな?」
「メンバーは謝らなくていいよ。こんなもんに連帯責任は無い」
「他メンバーは悪くない。わたし個人的には解散はして欲しくないなぁ」
「山口も会見の時メンバーの話になると涙ぐんだよね。当たり前だけどなんでメンバーに迷惑かける事したんだよ!」
「あいつは脱退させてほしい。またあいつも含めて活動する気なら軽蔑する」
「ダッシュ村の山口本当に好きだった。台本じゃない愛情を感じた。TOKIOにしか出せないカラーを確立してたのに、残念でならない」
メンバーが連帯責任を負うつもりでいると表明したことで、TOKIOが解散するということも全く考えられないことではない。
TOKIOを愛している人は多く、これで解散となってしまうのは惜しいと言われている。山口も会見で、メンバーとこれまで歩んできた道を振り返って涙ぐんでおり、メンバーのTOKIOへの想いと相まって悲壮感が増す。
しかし、卑劣な事件を起こしてしまった山口をメンバーが受け入れるならば、メンバー全員を軽蔑するというコメントもある。
被害者の女子高生がいて、今さらこんなことを言っても仕方がないが「山口はなんでこんなことをしてしまったのか……」と、嘆いた人も多いだろう。
鳥井ハニ(とりいはに)
フリーライター/「旬でなければネタじゃない」をモットーに、芸能ニュースを中心に執筆。世の中の関心事をすべて拾い尽くすことを自分に誓い、ワイドショーやバラエティー、ドラマのチェックは365日欠かさない。