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高木美保、セクハラ被害告白に「被害者は声をあげるべき」と賛同者多数

出典:タレントデータバンク「高木美保」プロフィール

女優の高木美保(55)が、19日にテレビ朝日系で放送された『羽鳥慎一のモーニングショー』に出演し、過去にセクハラの被害を受けた経験があることを告白した。

この日の放送では、福田淳一財務事務次官(58)の、テレビ朝日の女性記者に対するセクハラ問題について特集。

女性記者が上司に「報道するべきだ」と相談したが、放送を見送られたこと。そして、女性記者が「社会的に責任の重い立場にある人物による不適切な行為が表に出なければ、今後もセクハラ被害が黙認され続けてしまう」と危惧して、録音データの一部を『週刊新潮』(新潮社)に提供したという経緯が解説された。

高木は、女性記者がデータを渡したことが問題視されていることについて「会社の中では問題かも知れませんが、それしかなかったんだよね」と、女性記者の行動に理解を示した。

そして、涙を浮かべて「私自身もセクハラを受けた経験が何度もあります。私が昔所属していた事務所は、助けてはくれませんでした。相手が強かったので……こうなると自分ひとりで戦うしかなかったんですね」と、声を震わせながら過去のセクハラ被害を告白。

「会社の中では、セクハラを受けてもそれを言えない。これ男性もそうなんですよ。セクハラを受けた人の気持ちを、つぶさに拾い上げていくっていう努力を明確にしてほしいと思います」と、切実に訴えた。

番組で高木が語ったことに、ネットにはどのような声が寄せられたのだろうか。

昔の方が酷かった?立場を利用したセクハラ行為は多い!

ネット掲示板ガールズちゃんねるには、このような声が寄せられている。

「いろんな大物じいさん俳優や、業界関係者から誘われただろうね」
「酒の席で上司にずーっと肩くまれて、ベタベタされて嫌だったな」
「会社に訴えたけれど、相手が権力者だったから”ひどいねえ”と同情されつつもウヤムヤにされました」
「相手側はセクハラと認識しているかいないかに関わらず、しても攻撃してこないようなタイプをちゃんと選んでいますよ」

高木の過去のセクハラ被害の告白には、昔は今よりももっとセクハラが横行していたと思われるために、辛かっただろうと同情して、思いやるようなコメントが集まっている。

そして、「相手が強かったから守ってもらえなかった」という部分に、同じような経験をしたことがあるという人が続出している。

セクハラをしている人物は、自分のしていることがセクハラだと認識していないケースもあり、それも問題であるが、相手を選んで行為に及んでいると思われる人も多いという。

立場の違いを利用してセクハラ行為を行うことは、卑劣極まりない。卑怯な行為を許さず、高木が涙を湛えて訴えかけたことが、社会全体に浸透するようにと願いたい。

「今さら言うな」は大間違い!セクハラ被害者は声を上げていい!

セクハラの被害を受けた経験があるという人は多く、被害者はどんどん声を上げるべきだという意見もある。

「セクハラ受けたことない女性っているのかな」
「営業や男性と仕事をしなければならない女性の殆どはセクハラで屈辱を味わってるはず」
「セクハラ被害を受けた女性達はどんどんカミングアウトしてほしい」
「胡散臭いとは思わない。胡散臭かろうが便乗だろうが、どんどん声をあげていってほしい」

現在、SNSを中心に、セクハラの被害者たちが自分の体験したことをシェアする”#metoo(私も)”というムーブメントが起きている。

次々とセクハラ被害を訴える人たちに、「今さら言うな」や、「便乗するな」などという言葉が向けられることがある。

確かに、被害を受けた時に「その行為はセクハラです。止めてください」と言うべきだったのかも知れない。しかし、「どうしてその時に言えなかったのだろう?なぜ言い出せなかったのだろう?」と考えることが必要なのではないだろうか。

そして、これまで我慢していた被害者が、ようやく発言できるようになったことを軽視してはいけないだろう。一過性のブームで終わらずに、セクハラが根絶されることを切に願う。

鳥井ハニ(とりいはに)

フリーライター/「旬でなければネタじゃない」をモットーに、芸能ニュースを中心に執筆。世の中の関心事をすべて拾い尽くすことを自分に誓い、ワイドショーやバラエティー、ドラマのチェックは365日欠かさない。

編集部
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女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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