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やくみつる、前時代的考えに批判集中!大相撲、女人禁制問題に疑問の声

出典元:フジテレビ「情報プレゼンターとくダネ!」

大相撲、土俵への女人禁制問題がいまだ波紋を広げ続けている。

今月4日、大相撲の舞鶴市巡業にて、土俵で挨拶していた多々見舞鶴市長(67)が突如意識を失い倒れる事態が発生。その際、観客としてその場に居合わせた女性が土俵に上がり、心臓マッサージなど救命措置を施したものの、行司が「女性の方は土俵から下りてください、男性がお上がりください」と何度もアナウンスしたとして騒動に発展していた。

また、その場にいた観客から「市長が運ばれた後に大量の塩がまかれた」という目撃証言もあり、ネットでも批判を呼ぶ事態となっている。

好角家やくみつるが持論を展開も疑問は止まず

人命と慣習、どちらが大切なのかと批判が集まっているが、塩まきについても「女性を入れたから清めるために塩をまいたのでは?」という憶測はいまだ止まない。

6日の『とくダネ!』(フジテレビ系)ではこの話題を取り上げ、司会の小倉智昭キャスター(70)が「相撲では土俵に塩をまいて、きれいに掃き清めたりいろんな事をしますから。それと、すべて結びつけて考えるとややこしくなっちゃう」とコメント。

また、漫画家で時津風部屋暴行事件の際に再発防止検討委員会の外部委員も務めたやくみつる(59)も発言。塩まきについて、「日頃、相撲を見ている人であれば、ケガの時など塩をまくのは見慣れた光景」と語り、「鬼の首を取ったようにSNSで発信するなっていう話です。学べ。学んでからにしろ」と苦言を呈していた。

このニュースを伝えるヤフー!ニュースのコメント欄には次のような声が集まっていた。

「やくさんの説明では怪我や転倒で塩をまくことは伝統の証明にはなってるけど女性があがったのは関係ないって証明にはなってない」

「ケガはもちろん、ケガレを払う為にバラ蒔きます。女性が上がったから蒔いたと考えるのは自然だと思うし、協会も強く否定してないなら多少なりともそういう理由も含んでるのでしょう」

「人の命より土俵に女性が上がることを咎めた相撲協会なのですがら、塩をまいたのは女性が上がったからまいたんだと解釈されても全く不思議ではないですし、ケガ人&女性が上がったのと2つの意味でまいたのかもしれませんよね」

「塩をまくなら男性もみんな降りてからにすればよかったのに。誤解されても仕方ない部分はあると思う」

「女性は降りてのアナウンスが無ければ塩のことは誰も何も思わなかったと思うけどね。そう思わせてしまったのは完全に協会の非常識な対応のせいでしょ」

確かに怪我を忌む意味で塩をまかれることはある。しかし、「女性は土俵から下りてください」とアナウンスされたことと、その後に塩をまいたということは紛れもない事実。やくはSNSの憶測について厳しい言葉で訴えたが、やくの持論も所詮は憶測の域を超えることはできていない。

「学べ!」の喝に疑問の声も

また、やくの物言いにも批判の声が多く集まっている。

「相撲をより一般人へ理解させたいのなら『学べ』という表現は大変不適切だよ。どんだけ上から目線なの?」

「やくの偉そうなコメントは嫌になります、清めの塩は当然だろう二つの意味でね、だったら春日野がお祈りの意味神事として行いますと説明すれば良いのでは?」

「ずっと相撲ファンだけど、あの大量な塩は嫌みにしか見えない。そう思っている人は、多いと思います。やくさんには、がっかりしました」

大相撲、ひいては日本文化の前時代ともいえる慣習が悪い方に作用してしまった今回の騒動。このニュースは海外でも報道されており、いまだ波紋は広がり続けている。

 

福田綾子(ふくだあやこ)

フリーのウェブライターで主にエンタメ記事を手掛ける。映画、小説、ドラマ問わずさまざまなジャンルに精通。ネットサーフィンで情報を収集して旬の話題を見つけ、読者の目線に立った記事を執筆する。

編集部
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女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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